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労働

暴行、あばら骨折でも「見て見ぬふり」 技能実習生を搾取する「現代奴隷制」の仕組み

ニュース記事

監理団体や実習機構が機能していないどころか、むしろ積極的に本人を言いくるめて問題を覆い隠そうとしている実態があるなかで、技能実習生の権利を保障するためには、制度外部での支援が不可欠である。その重要なアクターが市民団体・NPOや労働組合だ。
暴行、あばら骨折でも「見て見ぬふり」 技能実習生を搾取する「現代奴隷制」の仕組み(今野晴貴) – 個人 – Yahoo!ニュース
技能実習の基本理念
 技能実習制度は、我が国で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的として創設された制度です。
 技能実習法には、技能実習制度が、このような国際協力という制度の趣旨・目的に反して、国内の人手不足を補う安価な労働力の確保等として使われることのないよう、基本理念として、技能実習は、
①技能等の適正な修得、習熟又は熟達のために整備され、かつ、技能実習生が技能実習に専念できるようにその保護を図る体制が確立された環境で行わなければならないこと、
②労働力の需給の調整の手段として行われてはならないこと
が定められています。
暴行、あばら骨折でも「見て見ぬふり」 技能実習生を搾取する「現代奴隷制」の仕組み(今野晴貴) – 個人 – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

ベルクソンは(中略)閉ざされた道徳と開いた道徳とをわけている。前者は,家族や国家の道徳であり,社会的な義務意識であり,抑圧の道徳であるのに対して,開かれた道徳は全人類をつつむ愛の道徳であり,人類を飛躍的に進化させるものである。
哲学事典』「開かれた道徳」(p.1168)
激烈な生命力としての意志,古代叙事詩の英雄のような行動力,自由な人間を作る創造力,自己犠牲の努力,自己規律的な労働のモラル,勇気としての徳などがひとつになっているのが,それがソレルのいうviolenceである.
岩波 哲学・思想事典』「『暴力論』」(p.1483)

自主管理個人主義による哲学的な学習

消費者としての立場にいる時、商品自体の価値やそれに対する効用だけではなく、労働者の健康や生計等についても関心や興味を懐いて、思慮深く学び知ること。
常日頃から心の存在を再認識して、知ったことだけではなく、「知る」ということ自体を忘れないように心掛けること。
社会の有名無実や有言無行等を反面教師として、各個人の陰徳や善行等を、慎み深くかつ積極的に学び知って、自ら学び倣っていくこと。
社会の問題と個人の問題を比較して、自身の問題に直面しては、解決に挑戦して、その失敗や挫折に、成果や福徳等を以て、社会の問題の解決に取り組むこと。
総じて、次の順番で「思考」について問うことで、その改善や向上を図っていくこと。
①なぜ思考するのか?(『原因』という存在の再認識と追究)
②誰が思考するのか?(『理由』という存在の再認識並びに創造)
③どう思考するのか?(内容の究明並びに創造)
(なに)で思考するのか?(『思考』という事象の物体化並びに具体化)
⑤何の為に思考するのか?(価値化や目的化と現実への参入)
⑥なぜ思考は存在するのか?(『意識』自体への認識と驚嘆)
問うことを考え、考えることを学び、行うことを学び、そして、学べない人・学んでいない人・学ぼうとしない人の実態を学ぶこと。
孤独や虚心を以て、初心・理念・誠意等に立ち返る時空とその活動並びに精神を持つこと。
「なんで?」という疑問や、「こうなるべきだろう!」という批判ばかりを懐くだけではなく、創造力を育んで、破壊的な批判に対する創造的な批判を行うこと。
創られる時が在るように、壊される時も必ず在るという自明の理を窮めること。
道徳心や倫理観を研磨した成果を以て、社会問題を学び知る苦痛から、喜楽や幸福等を生み出し、それらを以て、意志の強化かつ良化を図っていくこと。
精神と物質、情報と認識の変化を比較して、両立や調和という至難の業にして最適かつ最善の状態に向けて、不断の探求的で挑戦的な学習を行うこと。
善言や正論、理念や大義等を実践躬行し、それが出来なければ、時機の到来を待ち、生きている間に、それが無ければ、誠意貫徹して、陰徳を行い遺すこと。
自分の苦労や苦痛等を、共感や理解、思い遣りや親切の心等を育む重要な力の一つにしつつ、他者の怠惰・無責任・悪意等に利用されないようにすること。
「誰かがいる」という実存的な認識に由る希望や期待を持ちつつも、「誰もいない」という哲学的な倫理的独我論に拠って実践や挑戦していくこと。
「やれば出来る『出来ないこと』を徹底的に見出して、出来るまでやり尽し、「どうやっても『出来ないこと』」の因果関係を究明して、新しい道を考えること。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「労働」

紹介文献

賃労働の系譜学: フォーディズムからデジタル封建制へ | 今野晴貴 |本 | 通販 | Amazon
能力至上主義社会に抗して。「ブラック企業」「過労死」「労働の質の劣化」。なぜ労働環境は改善されないのか。その系譜と構造を明らかにし、労働の視点から現代資本主義社会とその行く末を読み解く。人々の生存と尊厳を守り自由を獲得するためには何が必要なのか、不本意な労働に立ち向かうための社会学。
暴力論〈上〉 (岩波文庫) | ソレル,ジョルジュ, Sorel,Georges, 今村 仁司, 塚原 史 |本 | 通販 | Amazon
暴力論〈下〉 (岩波文庫) | ジョルジュ ソレル, Georges Sorel, 今村 仁司, 塚原 史 |本 | 通販 | Amazon
“戦争と革命の20世紀”を震撼させた書!フランスの社会思想家ジョルジュ・ソレル(1847‐1922)の代表的著作。独特の思想によって「アナーキストからファシストまで」を魅惑したジョルジュ・ソレル。国家の強制力に対抗し、個人の自由と権利を擁護するための、下からの暴力を主張。革命的サンディカリズムの立場から、生産者の共同体と新しいモラルの再建を唱えた。その影響は左右両翼に幅広い。革命的プロレタリアートの暴力の純粋さを主張し、その崇高さを称揚。人間の情熱をかきたて激しい生命の高揚を伴う暴力は、退廃した社会を刷新する新たな道徳を生む。暴力の叙事詩を生産者のモラルへとつなげる問題の書。

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