7. 教育
教育

「モンスター学生」はますます増長 学生を過剰に“お客様扱い”する大学の窮地

ニュース記事

 私大に勤務し、母国の文化産業などについて講義をしている外国人教員のBさん(40代女性)も、学生から過剰な苦情を受けることは少なくないという。  
 「私が勤務する大学は偏差値50を少し下回るくらいの私立大学です。日本で大学教員ができることは母国の両親もとても喜んでいて、私も誇りに感じていました。しかし、いざ働き始めたら、学生たちの実態は想像とは大きく異なっていた……。    
 たとえば、レポートを課すと、外国人以上に日本語が書けない学生も珍しくないのです。先日、ある学生にレポートの再提出を求めたところ、大学の事務に『外国人教員がパワハラをする』と訴えられました。  
 また、何度『ネットのコピペはダメ』と教えても、文章の語尾などを変えてコピペレポートを提出する。そこで注意したところ、今度は学生と保護者から大学にクレームが入ったこともあります。大学事務は、教員よりも学生を優先する傾向があるので、『クレームが来ないように授業をしてください』と私に通達してきました」(Bさん)
「モンスター学生」はますます増長 学生を過剰に“お客様扱い”する大学の窮地(マネーポストWEB) – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

(中略)欲するままに行いながらその行為が独特の道徳善を実現するような美しい心情(中略)
哲学事典』「美しき魂」(p.138)
(中略)実際グローバリゼーションの現代的な文明状況においては,比較文明的パースペクティヴのもとに多元的価値観の様相が拡がっている.
岩波 哲学・思想事典』「価値哲学」(p.244)

自主管理個人主義による哲学的な学習

常日頃から、自分自身の言動の動機を、批判的かつ進歩的に見直していくこと。
社会の通念や需給等の外圧を受けつつ、その好影響・悪影響の両方を、学習を以て主体的に分析しては、主体的に理解して、主体的な実践を自ら積み重ねていくこと。
問題や課題等を自ら常に創造的かつ挑戦的に探求し続けることで、外界の変化から受けて生じる自身並びに内界の変化を善きものへと変えていくこと。
学問の喜びや楽しさに幸せを学び知るために、理由や原因等を創造的かつ挑戦的に探求しては、失望や絶望に、喪失感や虚無感等を善く積み重ねていくこと。
回避や逃避、否定や拒絶、快楽や夢中に忘却等でストレスを軽減や緩和するだけではなく、懐疑的かつ批判的な追究や、創造的かつ主体的な学習等も行うこと。
他者や社会に世界の有様や変化等を評価することばかりに偏らないようにして、その有様や変化等をありのままに認知し、そして、自己分析を行っていくこと。
自分自身の間違いや誤りに過失等を定期的に猛省しては、最近起きた間違いや誤りに過失等、そして、懐いているストレスや苦痛に問題等との因果関係を学ぶこと。
享受や謳歌している物や事等を創造的に善く再認識して、自主的で主体的な創造力を身に着けていくこと。
総じて、人間の学習意欲の向上並びに学習能力の発揮は、極めて受動的で消極的であることを学び悟ること。
知識の必要性や重要性等を受動的や消極的に知るだけではなく、知識から喜びや楽しさ、素晴らしさや美しさ、そして、幸せを、孤高を以て見出していくこと。
環境の実態とその影響と、自分自身の性格や本意の関係を学び知り、経済的にも社会的にも、そして心理的にも精神的にも選択肢や可能性を広げ深めていくこと。
言語の大切さを、社会生活だけではなく、個人的かつ積極的な道徳や審美等からも学び知っていくこと。
道徳や倫理に哲学等を以て、利己心を猛烈に批判や否定等しつつも、善く洗練しては、高度化や深化させて、私利私益と公利公益の善き両立に努め励んでいくこと。
誠の自己肯定を実現するには、自他周囲からの様々な批判や否定に拒絶等を学び知ることが必要不可欠にして重要不可欠であることを学び知ること。
受けた批判や否定に拒絶、そして、被った理不尽や被害に悪影響等を、主体的かつ進歩的に善く活用していくことを実践していくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

魂から心へ 心理学の誕生 (講談社学術文庫) | エドワード・S・リード, 村田 純一, 染谷 昌義, 鈴木 貴之, 佐々木 正人 |本 | 通販 – Amazon.co.jp
一九世紀前半、人の心理を探求したのは作家や医者や牧師たちであった。世紀末には実験心理学の成立により、それは心理学者・生理学者たちの領域となる。だがその道筋は単線的ではない。本書では、魂の概念に代わる心の概念の登場、自然化を目論むアンダーグラウンド心理学の水脈など、複雑に入り組んだ流れを整理、心理学史の新しい像を力強く描き出す。
人権の哲学: 基底的価値の探究と現代世界 | 木山 幸輔 |本 | 通販 – Amazon.co.jp
人が人であるがゆえに持つ人権。その正当化の根拠とは何か。本書は、ロールズやベイツ、グリフィンらの議論を整理し、「自然本性的構想」と「政治的構想」との論争を詳細に分析。対立の本質を探り、人権論が向かうべき新たな方向性を示す。膨大な資料を駆使した、気鋭の研究者の先駆的研究。
7. 教育
教育

子どもの「将来のために」が引き起こす教育の盲点 熊本市教育長・遠藤洋路、「今」の幸せ大切な訳

ニュース記事

 「これまで学校では、子どもに我慢や無理をさせることが多かった。『そんなんじゃ、将来苦労するよ』と言いますが、実際はわかりませんよね。もはや今日の延長が明日という社会ではありませんから。でも『今』だったらどうか。子どもの『今』だったら保証できます。子どもの『今』を幸せにする、そして将来幸せになる力を付けることに目を向ければ、学校のあり方が変わると考えています」  
 将来のための教育だと言えば、未来にならないと成果はわからないと言い訳がきく。だが、「今」に視点を移せば、結果は目の前に表れる。責任が問われるし、改善も必要になるから学校教育が目に見えて変わっていく。当然、現在の学校教育が変われば、子どもの将来の姿も変わるということだろう。
子どもの「将来のために」が引き起こす教育の盲点 熊本市教育長・遠藤洋路、「今」の幸せ大切な訳(東洋経済education×ICT) – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

(中略)人間が物を知るとき,自己のいだく知識内容の真実性に関し,あるいは自己が真実と思って語り行うことに関し,はたして真実か否かという真理性,誠実性との関係において,自己を反省する(中略)
哲学事典』「自覚」(p.564)
(中略)〈何処にもなく〉〈何でもない〉存在である人間が,自己の地位と本性をその意志と責任において形成していく点に人間の尊厳の根拠を置こう(中略)
岩波 哲学・思想事典』「『人間の尊厳について』」(p.1237)

自主管理個人主義による哲学的な学習

物事を振り返る時間を設けること。そのためには、失敗や挫折の理由や原因を理解することの大切さと、成功や達成の理由や原因の多様性を学び知ること。
過去・現在・未来の関連性の認識を確立させて、理由や原因に影響である過去と、未だに無い結果や進展である未来の架け橋にして主軸である現在に集中すること。
過去から受けた多大な影響と、未来の想像や予見等によって生じる不確実性に満ちた影響を、今現在の状態や状況を確りと認識することで、この二つを(つかさど)ること。
現実の問題や課題等への不断の現実的かつ実践的な認識を積み重ね続けることで、過去や未来への現実逃避的な認識の転換が無いようにすること。
懐疑心や批判的思考を積み重ね続けて、強いストレス耐性を身に着けることで、円熟した独創的かつ主体的な認識を確立させていくこと。
長期的な安定性・確実性・絶対性等のほとんどは存在しないことを学び知り続けて、不安定性・不確実性・相対性に、多様性や流動性等を学び究めていくこと。
「目標を達成するための時間の区別」だけではなく、「物事の変化を知るための時間の認識」をも行っていくこと。
他者や社会からの要望や圧力等から生じる責任や改善だけではなく、善・美・真等の哲学的な愛好や創造的な追求等から生じる責任や改善にも挑戦すること。
変化を生す理由や原因に影響は極めて多様で複雑であることを、常に再認識すること。
知識の問題点の一つである「主観」を、善く排斥して客観的になれるように努め励んだり、多様化に高度化や深化させたりすることに努め励んでいくこと。
外なる環境と、そこに在る各個体の内なる環境の連関を究明していくことで、因果関係を確りと理解していくこと。
時間と言語の関係性を学び知っていくこと。そしてその関係性から、人々のストレスに、時流の変化、認識の不足や誤り等を見出していくこと。
時間を以て、責任や義務の回避に転換や放棄を正当化したり、改善や向上の不可能性を主張したりせず、時間を以て、責任や義務に改善や向上に努めること。
内界における様々な過去とそれによって生じている様々な事象の省察していくことで、内界の主軸と、その現実的な現在性を確立させていくこと。
外界における時間の一元性と、内界における時間の多元性を確りと学び知って、挑戦的な行動力と創造的な思考力を、相俟って高め強めていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

人間の尊厳について (アウロラ叢書) | ジョヴァンニ・ピコ・デッラ・ミランドラ, 大出 哲 |本 | 通販 | Amazon
人間は何者にでもなり得ると説くイタリアン・ヒューマニズムの記念碑的文書。
断片化する理性―認識論的プラグマティズム (双書現代哲学) | スティーヴン・P. スティッチ, Stich,Stephen P., 尚樹, 薄井 |本 | 通販 – Amazon.co.jp
 認識の目的は真理ではなかった! 
 「認識論的多元主義」を標榜し、分析哲学そのものの転換を決定づけた画期的な名著、待望の邦訳。  
 認識論では伝統的に真理や合理性を重視し、知識とは「真なる正当化された信念」であると位置づけてきた。本書はこの定義を根本から否定し、認識の目標は多様であり、そうした多様な目標にどれだけ役立っているかを評価軸とするプラグマティックな認識論を提唱する。分析哲学の古典的テーゼに無効を宣告した、現代哲学の最重要文献。
7. 教育
教育

「モンスター学生」はますます増長 学生を過剰に“お客様扱い”する大学の窮地

ニュース記事

 定員割れする大学が相次ぐなか、コロナ禍が拍車をかけ、苦境に立たされる大学が後を絶たない。受験者数の減少は大学経営の大きな痛手であり、ある程度「お客様」を満足させる必要もあるのかもしれないが、それが過剰になることで、学問の場としての大学の意義が揺らぐことも懸念される。大学全入時代に向けて、大学のあり方があらためて問われている。
「モンスター学生」はますます増長 学生を過剰に“お客様扱い”する大学の窮地(マネーポストWEB) – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

(中略)民族の生活には,⑴諸個人の活動による社会的機能と,⑵社会の形成により生ずる慣習,習慣,制度の活動による文化機能とが区別されるが,文化機能の主要な役割は個別的に観察すれば,「適切な神経反応」をひきおこす点にある。換言すれば「心理的均衡」を保持,喚起,回復する点にある。「エトノス」(p.161)
哲学事典』「エトノス」(p.161)
(中略)動詞(語根)が意味する行為に対して,どのような関係にあるかを表すものである.それは,①行為者,②行為の対象,③手段,④目的となるもの,⑤出発点,⑥拠り所,という6種類に分類される.
岩波 哲学・思想事典』「カーラカ」(p.265)

自主管理個人主義による哲学的な学習

「反応しない」即ち「極力、感情的にならないようにして、理性的でいるようにする努力。」と、「反応する」即ち「強い豊かな感受性と素早い行動力」を持つこと。
「社会の一員・文化の一因」という観念を以て、自分自身の自発的や主体的な実践等が、「脱社会的な社会化・文化の体現化」であることを学び知ること。
目的・出発点・拠り所を確りと(つかさど)って、行為者と行為の対象が本末転倒にならないようにすること。
深い洞察を以て目的の相対化していくことが、逆に意識の高度化や深化を実現することになるのを学び知っては、これを実践して、行為の内容を多様化や深化させること。
適切な自己批判を以て、自己承認を適切なものにしていき、他者や社会の無関心や利己心、閉鎖性や疎外性等を学び究めて、他者承認を適度なものにしていくこと。
「現実の形式」だけではなく、「現実並びに内界の内容」を学び究めて、「自分の他者」即ち「自分自身に絶大や決定的な影響を与え続けている存在」を知ること。
他者に依る善き対価である「自信」を漸進的かつ実践的に増やしていき、他者に依る代償である「自棄」を最小限に抑えつつ、着実に脱却していくこと。
肉体的並びに脳神経等の反応が創造の起点の一つであり、意識的並びに心理的や精神的等の反応が創造の基点の一つであることを実践的に学び知ること。
「有る」即ち「本来自分自身に在る本性や才知が、外界からの物や事を有する。」が故に、「無い」即ち「本性や才知が埋没や喪失する」を学び悟ること。
他の人々や生命の死を知ることと、あらゆる小さな実践を積み重ね続ける習慣を以て、時間の有限性を再認識し続けること。
環境の所為と自分自身の所為の密接かつ複雑な因果関係を理解しつつ、明確に区別することで、的確な認識と適切な行動を持てるようにすること。
「話す・書く」等の「他者承認」を目的にした言語の使用行為だけではなく、「聞く・読む」等の「他者理解」を目的にした言語の使用行為にも努め励むこと。
学習者として、教育者としての威厳や美徳等を仰ぎ、教育者として、学習者に対する謙虚さや対等ぶり等を学んでいくこと。
「時間の長さ」即ち「現前の事物や物事が存在するまでに至るまでの過程」と、「時間の深さ」即ち「事物や物事の内容に在る数多くの時空とその複雑性」を学び知ること。
利便・余剰・自由等を善く活用していくために、小さな実践・さらなる探究・漸進的な内観等を積み重ねていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

「大学改革」という病――学問の自由・財政基盤・競争主義から検証する | 山口 裕之 |本 | 通販 | Amazon
「役に立つ学問」という幻想、「純粋な学問」という神話。大学改革における論点を整理し、改革を推進する側と批判する側の根拠や正当性を再考する。「大学とは何か・今後どうあるべきか」を考えるために知っておくべき手がかりがここに。
大学なんか行っても意味はない?――教育反対の経済学 | ブライアン・カプラン, 月谷 真紀 |本 | 通販 | Amazon
なぜ学生は楽勝授業を探し、試験が終われば学んだことを平気で忘れてしまうのか?なぜ過去数十年で教育が普及したのに、平均的な労働者が良い仕事に就けず、学歴インフレが起きているのか?なぜ企業は、ほとんど使うあてのない学校教育を受けた労働者に給料を支払うのか?なぜ社会では、学校を卒業することが最大の協調性のシグナルになるのか?人気ブロガー経済学者が、経済学の概念「シグナリング」をキーワードに、現在の教育システムが抱える問題点を実証データで分析する。
それは私がしたことなのか: 行為の哲学入門 | 古田徹也 |本 | 通販 | Amazon
自然法則に支配され、運に翻弄されているかに見える人間。意のままにならないこの世界で、我々はどこまで自由なのか。「私」という不完全な行為者の意志、責任、倫理を問う。
7. 教育
教育

虐待の連鎖を断ち切るには「公的支援と教育が必要」 虐待から生き抜いた女性が説く

ニュース記事

 親からの壮絶な虐待を生き抜いた「虐待サバイバー」で、『わたし、虐待サバイバー』(ブックマン社)の著書がある札幌市に住む羽馬(はば)千恵さん(38)さんは、(1)経済的援助など公的支援の充実、(2)教育──この2点が必要だと説く。(中略)羽馬さんは、虐待を受けている人、大人になって虐待の後遺症に苦しんでいる人に、「あきらめないで」と呼びかける。「あなたを理解し、味方になって助けてくれる人は必ずいます。あきらめないで、助けを求めてください」
虐待の連鎖を断ち切るには「公的支援と教育が必要」 虐待から生き抜いた女性が説く (msn.com)

哲学的な解説

一つまたは多数の実在の客体にあたらしい状態があらわれるには,かならずそれに先立って他の状態がなければならず,あたらしい状態は先の状態につづいて規則正しく起こってくる。このように、つづいて起こることを連続といい,先の状態を原因といい,後の状態を結果という。
哲学事典』「生の充足理由の原理」(p.819)
学問すなわちロゴン・デドナイとは,現象にロゴスを与えることであり,「現象を救済すること」である。
岩波 哲学・思想事典』「現象」(p.459)

自主管理個人主義による哲学的な学習

自身の問題点や課題を継続的に学び問い続けていくことで、内圧とそこから生じる行動の原動力を生じさせていくこと。
社会の悪弊や冷酷無情等を個人的に突破するために、最初の共感者が他ならぬ「学習する自己形成」であり、それを通じて、社会の善人や公序良俗を得ること。
社会からの善き働き掛けを受けるために、まずは自分が自分自身に善い働き掛けを行い、そしてその次に他人に善い働き掛けを行っていくこと。
内観を通じて、自己形成を行っていく、内省を通じて、自己啓発を行っていくこと。
新しく学び続けることを行って、従来の思考回路や習慣等を改めて見詰め直し、徐々に新しい思考回路や習慣等を形成していくこと。
苦痛の要因やその仕組みを深く学び続けることこそが、その苦痛を本当に理解し、そして自己治癒力の基礎を形成していくこと。
「解決が不可能である」という主観的な事実から、「全く異なる新しい選択肢や可能性は数多く存在する」という客観的な事実を見出していくこと。
「問題ある所に課題があり、課題ある所に創造あり。」という観念を学び懐いていくこと。
社会の無関心や無責任に無力等に流されて、自分自身に対する関心や責任に有力等を全面的に放棄してしまわないよう、「善く」社会から逃避すること。
「他者に依る情報」だけではなく、「学習する自分に拠る情報並びに知識」をも獲得していくこと。
「環境の環境」即ち「『現象』を成す物体を為す物質を生す『事象』」を究明していくこと。
言葉を、一個人の「意思」だけではなく、社会現象の「一部」としても観ることで、相手や自身の複雑で多様な背景とその数々の理由を学び知っていくこと。
生きることの激痛や辛苦から、生きることの喜楽や幸福を見出していくために、主体的な修身と虚無的な社交を積極的に行っていくこと。
他人への意思表示としてだけではなく、自己認識としての言語能力をも持つこと。
求めて得た数々の物や事を、反省や顧慮等を以て確りと管理していき、蓄積された知識をさらに多様化や高度化、深化や新化させていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

わたし、虐待サバイバー | 羽馬 千恵(はば ちえ), 岡藤真依(カバーイラスト), 特別対談 和田秀樹 |本 | 通販 | Amazon
この国のすべての、殺されなかった「栗原心愛さん」へ。この本を読むのが辛い人も多くいると思います。そして、大人になっても、虐待された親への思いは人それぞれだと思います。本書の羽馬千恵さんの言葉に、共感する人も、反感を持つ人もいるでしょう。どんな感想を持っていただいてもかまいません。でも、あなたが決して孤独な存在ではないことを、誰からも愛されなかったわけではないことを、感じてもらえたらと思っております。
弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂 (講談社現代新書) | 阿部 彩 |本 | 通販 | Amazon
これらの「小さな社会」は、人が他者とつながり、お互いの存在価値を認め、そこにいるのが当然であると認められた場所である。これが「包摂されること」であり、社会に包摂されることは、衣食住やその他もろもろの生活水準の保障のためだけに大切なのではなく、包摂されること自体が人間にとって非常に重要となる。「つながり」「役割」「居場所」から考える貧困問題の新しい入門書。
7. 教育
教育

内田良さん「学校依存社会」では働き方改革進まない 答えなき時代、子どもの考える力を信じて

ニュース記事

-教育現場には課題が山積している。  
人の痛みに関心がある。家庭には子どもの痛み、学校に目を向けると教員の苦しみがあり、それを起点に児童虐待、スポーツ事故、教員のブラック残業、校則問題などを研究してきた。苦しい人がものを言えないまま苦しんでいるのは絶対よくない。当事者が思っていることを言えて、それをみんなが受け止められる社会にしていかなければならない。
内田良さん「学校依存社会」では働き方改革進まない 答えなき時代、子どもの考える力を信じて (msn.com)

哲学的な解説

現在の社会で通用している価値評価の原理を根本的くつがえし,新しい原理によって価値を改価すること。
哲学事典』「一切価値の改価」(p.81)
(中略)知行する実践主体(心)を,この一瞬の「今」に実存する現在存在=「現在」と把握して,その営為を,仮に習慣に習って〈知〉あるいは〈行〉と表現するにせよ,もはや分割できない〈今〉という時間相に実存する我々の生の営為を先後に,ましてや軽重に分けられないという.
岩波 哲学・思想事典』「知行合一論」(p.1059)

自主管理個人主義による哲学的な学習

極力、行動の際に自己認識を、思考の際に実践躬行を、伴わせていき、相手が経験に束縛されたり、相手が思考に耽溺したりしていることを反面教師とすること。
様々な思考や行動の要因を内在化かつ私有化していき、外在化や社会化していく思考や行動の要因にも、主体的に認識かつ把握すること。
経験に因って、思考、特に新しい観点や発想等の排斥に繋がったり、思考に因って、実践、特に社交や柔軟性等の断絶に繋がらないように謙虚に省察すること。
相手や社会から不公平や理不尽等を被っても、自分自身は、道に遵って公平を追求し続け、徳を修めて理を尽くしていくこと。
想像や理想等に歴史を以て、自分の経験や実績を批判的に再評価し、現実や実情等に社会を以て、自分の思考や判断を批判的に再評価し、知行を共に改善していくこと。
次の三つのことを学び問い成し続けていくこと。
①意識の根源「熱量」・②社会の原動力「欲求」・③存在の原理
刻々と過ぎ去っていくと同時に、刻々と遣って来る「時間」即ち「変化」を、深く認識していくことで、自身の意識の高度化と、獲得する知識の深化を図ること。
外界並びに形式の時空の一元性と、内界並びに内容の時空の多元生を学び悟って、心を鍛錬して、創造力を高めていくこと。
世界は自分を中心に動いているように誤解や錯覚等していく危険性が、常に潜在的に内在していることを自覚し続けること。
価値の起点である欲求を発展的に統制し、価値の基点である意志を懐疑的に強化していくために、学問を攻究していくこと。
教育を完全に利潤追求の道具化にしたり、学習を身勝手に嫌悪や軽蔑したりする時流になったら、速やかに名利や富貴等から距離を置き、自学自習をさらに行うこと。
雄弁及び自分の決行を以て、相手を説得することと、沈黙及び傾聴並びに相手の信頼を以て、相手を自立させること、この二事に努め励んでいくこと。
己の感情を豊富にしては、多様化や深化させて、鋭敏な感性を持ち、そして同時に、己の理性を働かせては、高度化や深化させて、機械的な認識能力を持つこと。
あらゆる全ての物質と事象は、絶対に別の物質や事象からの作用が存在しているという自明の理を常に再認識して、自分自身のあらゆる結果の原因を究明すること。
獲得した知識を、行動の評価に活用し、行動した経験を、知識の知識に転化させること。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「経営」

紹介文献

現場で使える教育社会学:教職のための「教育格差」入門 | 中村高康, 松岡亮二 |本 | 通販 | Amazon
子どもが自立できる教育 (小学館文庫) | 岡田 尊司 |本 | 通販 | Amazon
専門家が確信した自立へ最適な教育法 教育の真の目的は、子どもを自立させることにある。現代の子どもに起こっているいじめ、家庭内暴力、引きこもりなど様々な問題は、彼らが自立できないことに起因している。その解決法を確信した専門家の渾身の一冊。 子どもの脳のタイプ別に、それぞれ教育の仕方の違いを提案し、それを踏まえれば、子ども達が大きく道を踏み外すことなく自立できると、著者は語る。 また「なぜ日本の若者は自立できないのか」という問題提起のもと、先進国の教育事情を調べ、そのメリット、デメリットを研究して、初めてわかった日本人にもっとも適した教育法を、本書であますことなく公開する。
7. 教育
教育

「教育実習は狂気の3週間」「朝6時に泣いて起床」 オタクが教師を目指したレポ漫画が闇、そして一筋の光

ニュース記事

「教育実習は狂気の3週間」「朝6時に泣いて起床」 オタクが教師を目指したレポ漫画が闇、そして一筋の光
「教育実習は狂気の3週間」「朝6時に泣いて起床」 オタクが教師を目指したレポ漫画が闇、そして一筋の光(2/2 ページ) – ねとらぼ (itmedia.co.jp)
「大学入試で人生が決まる」と言われる中国では、壮絶な受験競争が社会問題になってきた。しかし去年、中国政府が発表した“学習塾禁止令”で状況が一変。“闇塾”の摘発が相次ぐ一方で子どもたちの「運動塾」通いがブームに。NNN上海支局 長谷川敬典
【中国】受験競争に変化 “学習塾禁止令”その後…相次ぐ “闇塾” 摘発と「運動塾ブーム」 『“新常態”中国』#13 – YouTube

哲学的な解説

フランスの空想的社会主義者。(中略)
(中略)「文明」は悪循環で,過剰そのもののうちから貧困が生じる。各歴史的段階は個人の生と同じくその上向隆盛期をもつとともにその下向衰退期をもち,人間性の無限の完成可能性を否定して将来の人類の破滅の観念を導入した。(中略)
(中略)生存権,生活最小限に対する権利,労働権の保障なき自由を否定し,「文明の弱点」たる商業の支配を完膚なきまでに攻撃した。(中略)
(中略)本能の自由発動,全体と個人の調和,労資諧調,愉快な労働,両性の解放,幸福と調和の実現(中略)
哲学事典』「フーリエ」(p.1219)
ヤスパースの用語。(中略)
(中略)歴史的に規定された個々の〈偶然〉の状況,〈死〉〈苦悩〉〈争い〉〈罪責〉の四つの個別状況,存在の定めなき〈動揺〉の状況(中略)
(中略)これらは人間であるかぎり避けられない現実であるが,これらを単に客観的に理解するだけではなく,各自の自己形成に関与してくる課題として身に引き受けるとき,これを手懸りに自己の絶望的な有限性が知られ,その挫折が自己を超越した大きな力へと目を開かせ,本来の実存を獲得する道がつくことになる。
岩波 哲学・思想事典』「限界状況」(p.443)

自主管理個人主義による哲学的な学習

「生きること」即ち「自ら学び知って、改めてかつ新しく世界を認識していくこと」を忘却しないように、外界での経験の蓄積並びに内観を並行すること。
物質的な窮乏や不足等を解決や克服しようとする時、欲求や焦燥感に駆り立てられたり、精神的な窮乏や不足をさらに深刻化させたり等しないよう、注意すること。
他者や社会からの働き掛けを、知識や理性を以て「懐疑的に分析」しては、本心や意欲を以て「取捨選択」して、意志に基づいて「己のための力」にしていくこと。
圧倒的大多数の人々や社会の状況は、他者はおろか、自分自身に対して関心や興味、共感や責任等を懐かないことを学び知って、自分自身への教育に努め励むこと。
「誰に教わる?」や「誰に育てられている?」等の受動的な疑問だけではなく、「誰が教えている?」や「誰が育っている?」等の能動的な疑問も懐くこと。
例えば、「A(生活水準の向上)のためにB(勉強)をする。」という目標を為す時、Aの具体的な内容やその必要性や危険性等と、Bの本質を問うていくこと。
自分自身の心身の苦痛や疲労、拒絶反応や嫌悪感等を真摯に受け止めて、不断の改善や工夫を行い続けていくこと。
他者や社会等の無関心や無責任ぶりを反面教師として学び倣い、存在自体に対する不断かつ不屈の関心や興味・驚嘆、そして、探究や追究をし続けること。
自分自身に「余り過ぎる」ということがあれば、それは即ち他の誰かが「足りなさ過ぎる」ということが起きるのを知り、「足るを知る」に勉めること。
次のような状況を作り出して、他者や環境(集団・団体・組織・社会・国家等)並びに自分自身がいたら、慎重かつ迅速に回避あるいは克服すること。
①休養や娯楽、私生活や私利私益、そして、変化や挑戦等を無視し続けること。
②質問や疑念、批判的思考や懐疑心を決して懐かせない。
③個性をはじめ、相異性や相対性、多様性や創意性を否定し続ける。
何よりも、誰よりも、自分に共感したり、理解したり、愛護しなければならない人は自分自身であることを学び知るために、環境の実態を究明していくこと。
自身の相手や周囲への自己主張という行為に対して、過度の期待や信頼を懐かず、そして、自身の相手や周囲に対する傾聴という行為を心掛けること。
他人や周囲の無知や無学、無能や無関心等を自分自身の反省や成長の参考として、他人や周囲の教養や博学、有能や共感等に対して深謝して、学び倣うこと。
止むを得ず、他人や社会に仕方なく従ったり、欺かれるふりをしたりする時に、自分自身の本心や真意等を常に省みて、保持かつ研磨し続けること。
自己管理が自己教育の大本の一つであることを再認識すること。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

新版 哲学入門 (リベルタス学術叢書) | ヤスパース,カール, 新二, 林田 |本 | 通販 | Amazon
本書は、二〇世紀ドイツの哲学者カール・ヤスパースによる一般向け哲学入門のラジオ講演を元とし、われわれを日々の自己忘却から目覚めさせ、真の自己自身として生きる哲学的な生のあり方へと誘うものである。語られるテーマは、哲学とは何か、哲学の根源、人間、世界、神の思想、人類の歴史、哲学的生活態度、哲学の歴史などに及ぶ。
四運動の理論〈上〉 (古典文庫) | シャルル フーリエ, Fourier,Charles, 国士, 巌谷 |本 | 通販 | Amazon
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途方もない予言や運命計算、造語や分類の奇癖、宇宙論や博物誌的な逸脱、奔放きわまる性愛論。文明に未開なるものを対置し、未開のただなかに未来を、その終末まで透視する。現実の極限をめざし、極限における伝播をのぞむ狂気のユートピア。
7. 教育
教育

中国「何の影響もない」ネットから話題“消える”

ニュース記事

中国外務省は6日の会見で「招待されていないのにボイコットをあおるのは自意識過剰だ。アメリカがこのまま突き進むならば、必ず断固反撃する」と牽制(けんせい)をしています。
中国「何の影響もない」ネットから話題“消える”(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

一般に判断力は特殊を普遍(規則,原理)に包摂する能力であるが,この普遍が与えられていて,特殊をそのもとに包摂するときが規定的判断であり,逆に特殊が与えられているだけで普遍原理が不定で,求められているときが反省的判断である。(中略)反省的判断力は対象を原理によって規定するのでなく,目的概念(自由の法則)を立てて,それにしたがって自然の意味価値を評価・判定beurteilenする能力である。
哲学事典』「反省的判断」(p.1126)
反省は,可視世界への知から不可視の光への知への転換としての「知ある無知」(クザーヌス)である.
岩波 哲学・思想事典』「反省」(p.1298)

自主管理個人主義による哲学的な学習

「自由」即ち「自分自身に由ること」並び「法則」即ち「自然法則に則ること」に努め励んでいくこと。
自身の欲求をはじめ、周囲の状況や社会の常識、経済の変動や時代の流れ等、そして、「言語や概念」を克服して、自然の摂理に帰って学び知ること。
自然の力が自分自身に働き掛けているという事実(作用)を深く再認識して、自分自身が自然に対してどう働き掛ける(反作用)のかを学び決めること。
特殊の存在に対する認識並びに直面するために、特殊を普遍に当てはめようとするだけではなく、「自由の法則」に遵って、新たな原理を見出すこと。
自然の「無意味」並びに「無価値」を評価・判定するために、学問を以て、欲求を徳化しては、情報を知識に転化させて、能力を技術へと高度化させること。
「決めるため」や「行うため」等、「決定」のような姿勢だけではなく、「知るため」や「学ぶため」等、「探究」のような姿勢をも持つこと。
「決まったこと」だけではなく、時には、「知らないこと」から「決める」ようにすること。
既存の規則や原理等から出て、新しい観点や価値観・世界観等を探究並びに創造すること。
知ることで、逆に知らなくなってしまうことや、知らないが故に知るようになることを、知ること。
「決めさせられる」と言う運命で、いかに「決める」と言う事象を「決めていくのか?」と言う活動を行っていくこと。
物事を起点や基点を究明する「世界の観察者」と、自身の起点や基点を調整する「世界の参画者」としての観点とを、持つこと。
言行の不一致や矛盾を認識するために、利害損得を離れては、無知の知を得て、問い疑いつつ学び省みること。
自分の不快感や嫌悪感を道義や公共へと移行させて鍛錬し、自分の安心感や幸福感を慈善や仁愛へと移行させて鍛錬していくこと。
安全かつ静寂な時空を確保しては、ストレスを軽減させて、存在自体への純粋な認知能力を取り戻すこと。
自分自身への気遣いや心配・慰労等を確りと行っては、他者や社会からの批判や非難の内容並びに意図を洞察して、適確な取捨を行うこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

認識と反省性: ピエール・ブルデューの社会学的思考 | 磯 直樹 |本 | 通販 | Amazon
理論と調査を往還し、独自の認識論を打ち立てた社会学者の足どりを丹念に追う。ハビトウス、界、資本という基礎概念はいかに形成されたのか。膨大な未邦訳文献と一次史料からその葛藤を浮き彫りにする。