労働

人間はどの時代でもどの地域でもつねに生産活動をしてきた.しかしその生産活動を「労働」として解釈するのは近代以降のことである.生産活動はつねに特定の表象体系を帯びていた.人間の現実的生産行為とそれを包む表象は一体である.生産活動はそれを解釈し表現する言葉を伴い,この言葉には固有の歴史と世界像が内在している.労働について語ることは,言語で表現される労働表象について語ることでもある.人間が自然と生産的関係を結び,それを生きることは,同時に各時代の固有の労働表象を,そしてこの表象を凝固する世界解釈を生きることである.
岩波 哲学・思想事典』「労働」(p.1736)
働くことの難しさや苦しさ、そして、楽しさや幸せを、生活・娯楽・人間関係、そして、学徳によって、実践的に知ること。
「嘘も方便」・「長いものには巻かれろ」・「付和雷同」等の処世術を学び得つつも、忠信を主軸としては、誠信を成果として、懐疑心や批判的思考等のある主体性を持つこと。
経済的な不安感や恐怖心、社会的な圧力や無情、他者の無理解や無関心等を克服して、自分自身の欠点や弱点等を恥じず、しかし意図的な無知・無学を恥じて、改善に努めること。
あくまでも生命の安全並びに健康の維持と向上を第一にしては、自分自身の人生を一義に置いて、貫徹すること。
自分自身に向き合っては、自分自身を知って、自分自身を問う時間を設けることで、精神的や心理的な安定を図っては、感覚や身体の健全にして、知覚や意欲を適確にすること。
物を探究しては事を認識し、事を認識しては物を探究し、者を探究しては物と事を認識し、者を認識しては活動や環境を探究すること。
学徳を以て、無用の用を会得しては、感覚や経験主義の欠点や限界を知り、徳行を以て、変化の本を体得しては、理論や合理主義の欠点や限界を知ること。
自分の主観性を研磨しては、個性を向上させて、内界に対する知的な投資を行うことで、固有の自力を発揮させて、独特の自力を生み出していくこと。
自分自身のために生きる時間の有限性を認識して、自分自身に対して篤実になるようになることで、自分自身の変化と世界の変化に対して真摯に適応すること。
実践によって獲得した知識を思考によって解析し、思考によって獲得した知識を実践によって体現し、内界での経験と外界での経験を相互に積み重ねていくこと。
次の四つの「比較の観点」を持つこと。
①報酬と生活の質(特に心身の健康)並びに自分自身のための時間
②人間関係と自分自身の成長(主に精神や思考・技能や技術・意志)
③社会貢献と社会化された利己心(趣味や娯楽・目標や夢・信念)
④社会的な利害損得と私的な道義
次の三つの徳行と三つの愚行を他者から学び知ること。
徳行①:傾聴力と理解等があり、歴史家の如く他者を学び知る。
徳行②:確立された自我があり、活動家の如く自ら進んで行う。
徳行③:人の本性を知り尽して、慈善家の如く陰徳を行い成す。
愚行①:判断基準が自分の経験や思考等しかなく、新奇を蔑む。
愚行②:社会の評価や利害損得に依存する虚栄心に支配される。
愚行③:法律や倫理の妥当性を熟知しつつも、利己や欺瞞に走る。
自分自身の善意並びに善行を、自力で確立させた目的に帰着させて、他者や社会の悪意並びに悪行を、自衛もしくは理解を以て、その影響力を善くかつ直く克服する。
社会の利害損得や需給等によって形成された「社会人並びに社会我」と、自分自身の意志や学習等によって創造された「自我並びに個性」を持ち、後者を主体にすること。
自分自身の激情や無知等によって、自分自身の大切な時間を無駄にしたり、社会からの常識や通念によって、自分自身の貴重な創造性を喪失してしまわないようにすること。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「労働」

紹介文献

労働を積極的に見直して、一緒に楽しく学びましょう!

社会労働大事典 | 法政大学大原社会問題研究所 |本 | 通販 | Amazon
リスク学事典 | 日本リスク研究学会 |本 | 通販 | Amazon

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