 | 「反応しない」即ち「極力、感情的にならないようにして、理性的でいるようにする努力。」と、「反応する」即ち「強い豊かな感受性と素早い行動力」を持つこと。 |
 | 「社会の一員・文化の一因」という観念を以て、自分自身の自発的や主体的な実践等が、「脱社会的な社会化・文化の体現化」であることを学び知ること。 |
 | 目的・出発点・拠り所を確りと主って、行為者と行為の対象が本末転倒にならないようにすること。 |
 | 深い洞察を以て目的の相対化していくことが、逆に意識の高度化や深化を実現することになるのを学び知っては、これを実践して、行為の内容を多様化や深化させること。 |
 | 適切な自己批判を以て、自己承認を適切なものにしていき、他者や社会の無関心や利己心、閉鎖性や疎外性等を学び究めて、他者承認を適度なものにしていくこと。 |
 | 「現実の形式」だけではなく、「現実並びに内界の内容」を学び究めて、「自分の他者」即ち「自分自身に絶大や決定的な影響を与え続けている存在」を知ること。 |
 | 他者に依る善き対価である「自信」を漸進的かつ実践的に増やしていき、他者に依る代償である「自棄」を最小限に抑えつつ、着実に脱却していくこと。 |
 | 肉体的並びに脳神経等の反応が創造の起点の一つであり、意識的並びに心理的や精神的等の反応が創造の基点の一つであることを実践的に学び知ること。 |
 | 「有る」即ち「本来自分自身に在る本性や才知が、外界からの物や事を有する。」が故に、「無い」即ち「本性や才知が埋没や喪失する」を学び悟ること。 |
 | 他の人々や生命の死を知ることと、あらゆる小さな実践を積み重ね続ける習慣を以て、時間の有限性を再認識し続けること。 |
 | 環境の所為と自分自身の所為の密接かつ複雑な因果関係を理解しつつ、明確に区別することで、的確な認識と適切な行動を持てるようにすること。 |
 | 「話す・書く」等の「他者承認」を目的にした言語の使用行為だけではなく、「聞く・読む」等の「他者理解」を目的にした言語の使用行為にも努め励むこと。 |
 | 学習者として、教育者としての威厳や美徳等を仰ぎ、教育者として、学習者に対する謙虚さや対等ぶり等を学んでいくこと。 |
 | 「時間の長さ」即ち「現前の事物や物事が存在するまでに至るまでの過程」と、「時間の深さ」即ち「事物や物事の内容に在る数多くの時空とその複雑性」を学び知ること。 |
 | 利便・余剰・自由等を善く活用していくために、小さな実践・さらなる探究・漸進的な内観等を積み重ねていくこと。 |