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労働

1945年に起きた「花岡事件」から77年 大館市で慰霊式 秋田

ニュース記事

 太平洋戦争末期に強制連行された多くの中国人が犠牲になった「花岡事件」の慰霊式が30日秋田県大館市で執り行われ、日中友好と平和への願いを新たにしました。  大館市花岡町(はなおかまち)で行われた慰霊式には、市の関係者や国内に住む3人の中国人遺族らが出席しました。  
 1945年6月30日に起きた「花岡事件」は、いまの大館市花岡町に強制連行された中国人労働者が過酷な労働環境に耐えかねて一斉に暴動を起こした事件です。   
 式では遺族の関係者が「歴史の悲劇は繰り返してはならない」などと中国語で書かれた追悼文を読み上げ亡くなった犠牲者429人の冥福を祈りました。  
 発生から77年が経ち事件の風化が課題となっていますが大館市は悲惨な歴史を後世に語り継いで行く考えです。
1945年に起きた「花岡事件」から77年 大館市で慰霊式 秋田(秋田朝日放送) – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

人権は,(中略)すなわち内容的には,具体的生活の向上を実質的に保障する規定がもられ,保証の手段としては,国家が積極的役割を市民のために果たすように定められた。
哲学事典』「人権」(p.740)
共感は人間の自然的情緒であり,人間社会の基礎である近親感情や友好を生み出すものである.人間はその生存において他者に依存せざるを得ぬため,生活のごく初期から他者の動作や表情の意味を解釈することを学ぶ.(中略)これは次第により高度な他者の感情の意識的な評価へと発展し,やがて彼の属する社会集団の道徳的伝統の受容に至るのである。
岩波 哲学・思想事典』「共感」(p.338)

自主管理個人主義による哲学的な学習

歴史を学ぶ知ることで、今現在の社会問題等の起因や実態を理解していくこと。
死に対する恐怖心を克服して、自由の無い時流に対する反骨精神を確りと懐いていくこと。
感情を克服しては、情操教育を通じて感情を洗練して、善く多様化や深化させていくこと。
学徳を以て、集団的や組織的に社会的な圧力に無知や害悪等に決して屈せず、学び問い続けていくこと。
経験的や技術的な知識だけではなく、理論的や美学的な知識をも学び得て、「知識を用いる」だけではなく、「知識に遵う」という知的活動をも実践すること。
社会的な関心や興味に流行等ではなく、自分自身の目的並びにその達成のために決行することに基づいて、知的な関心や興味に探究を行っていくこと。
過去を知的かつ学術的に学び直すことを習慣化させて、苦難や危難の逃避や否定に忘却等、そして社会的な風化に対抗し続けること。
他人の無念に満ち溢れた失敗や挫折に犠牲等を悼んでは、その因果関係を解明して、自分自身の潜在的な能力に選択肢や可能性を見出していくこと。
あらゆる物事は必ず風化されていくことを学び悟っては、温故知新や切問近思等の徳行を積み重ね続けること。
苦楽・難易・損得等ではなく、明確に確立させた自分自身の目的を以て、知識を学び得ていくこと。
環境を表層的・形式的に認識するだけではなく、広範囲の時空を洞察して、その内容や深層を認識していくこと。
理性や論理だけではなく、感情や共感等をも以て、言語化されたものの含蓄を洞察していくこと。
共感能力を哲学を以て、多様かつ高度に鍛練しては、思弁や経験等を通じて、多大な激痛や辛苦等を得ていくことで、哲学的で美学的な共感力を持つこと。
個人的な利他主義と倫理的な個人主義に基づいて、人間関係を取捨選択する智恵と勇気を学び得て、人間関係を主体的に維持・調整・改変・深化等させていくこと。
社会的な時間の通念に束縛されずに、学問を以て、時間を学び知って、認識を多様化かつ深化させていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「労働」

紹介文献

シリーズ・花岡事件の人たち〈第1集〉強制連行―中国人強制連行の記録 | 野添 憲治 |本 | 通販 | Amazon
シリーズ・花岡事件の人たち〈第2集〉蜂起前後―中国人強制連行の記録 | 野添 憲治 |本 | 通販 | Amazon
シリーズ・花岡事件の人たち〈第3集〉花岡鉱山―中国人強制連行の記録 | 野添 憲治 |本 | 通販 | Amazon
シリーズ・花岡事件の人たち〈第4集〉戦争責任―中国人強制連行の記録 | 野添 憲治 |本 | 通販 | Amazon
〈第1集〉取材40年、歴史的証言集。中国人蜂起が問う戦争責任。渾身の聞き書きが掘り起こす1945・花岡事件。  
〈第2集〉尊厳をかけた中国人蜂起。強制連行と地獄の鉱山労働。渾身の聞き書きが掘り起こす1945・花岡事件。  
〈第3集〉軍事工場としての花岡鉱山、総力戦体制下の企業の実態。タブー取材を連載した地元新聞。渾身の聞き書きが掘り起こす1945・花岡事件。  
〈第4集〉放置された戦時下の蛮行。国家・企業・地域の戦後責任。取材過程で入手した文献目録を収録。渾身の聞き書きが掘り起こす1945・花岡事件。
花岡を忘れるな 耿諄の生涯 | 野添 憲治, 耿 碩宇, 山邉 悠喜子, 張 宏波 |本 | 通販 | Amazon
 昭和史でも特筆すべき花岡事件の生き証人だった中国人・耿諄。三十年にわたり事件の記録を掘り起こし続けた著者に語った事件の真相。日本の国、企業、国民の戦後責任を問い、現代に警鐘を鳴らす評伝。敗戦69年、事件後69年にあわせた記念出版。