7. 教育
教育

虐待の連鎖を断ち切るには「公的支援と教育が必要」 虐待から生き抜いた女性が説く

ニュース記事

 親からの壮絶な虐待を生き抜いた「虐待サバイバー」で、『わたし、虐待サバイバー』(ブックマン社)の著書がある札幌市に住む羽馬(はば)千恵さん(38)さんは、(1)経済的援助など公的支援の充実、(2)教育──この2点が必要だと説く。(中略)羽馬さんは、虐待を受けている人、大人になって虐待の後遺症に苦しんでいる人に、「あきらめないで」と呼びかける。「あなたを理解し、味方になって助けてくれる人は必ずいます。あきらめないで、助けを求めてください」
虐待の連鎖を断ち切るには「公的支援と教育が必要」 虐待から生き抜いた女性が説く (msn.com)

哲学的な解説

一つまたは多数の実在の客体にあたらしい状態があらわれるには,かならずそれに先立って他の状態がなければならず,あたらしい状態は先の状態につづいて規則正しく起こってくる。このように、つづいて起こることを連続といい,先の状態を原因といい,後の状態を結果という。
哲学事典』「生の充足理由の原理」(p.819)
学問すなわちロゴン・デドナイとは,現象にロゴスを与えることであり,「現象を救済すること」である。
岩波 哲学・思想事典』「現象」(p.459)

自主管理個人主義による哲学的な学習

自身の問題点や課題を継続的に学び問い続けていくことで、内圧とそこから生じる行動の原動力を生じさせていくこと。
社会の悪弊や冷酷無情等を個人的に突破するために、最初の共感者が他ならぬ「学習する自己形成」であり、それを通じて、社会の善人や公序良俗を得ること。
社会からの善き働き掛けを受けるために、まずは自分が自分自身に善い働き掛けを行い、そしてその次に他人に善い働き掛けを行っていくこと。
内観を通じて、自己形成を行っていく、内省を通じて、自己啓発を行っていくこと。
新しく学び続けることを行って、従来の思考回路や習慣等を改めて見詰め直し、徐々に新しい思考回路や習慣等を形成していくこと。
苦痛の要因やその仕組みを深く学び続けることこそが、その苦痛を本当に理解し、そして自己治癒力の基礎を形成していくこと。
「解決が不可能である」という主観的な事実から、「全く異なる新しい選択肢や可能性は数多く存在する」という客観的な事実を見出していくこと。
「問題ある所に課題があり、課題ある所に創造あり。」という観念を学び懐いていくこと。
社会の無関心や無責任に無力等に流されて、自分自身に対する関心や責任に有力等を全面的に放棄してしまわないよう、「善く」社会から逃避すること。
「他者に依る情報」だけではなく、「学習する自分に拠る情報並びに知識」をも獲得していくこと。
「環境の環境」即ち「『現象』を成す物体を為す物質を生す『事象』」を究明していくこと。
言葉を、一個人の「意思」だけではなく、社会現象の「一部」としても観ることで、相手や自身の複雑で多様な背景とその数々の理由を学び知っていくこと。
生きることの激痛や辛苦から、生きることの喜楽や幸福を見出していくために、主体的な修身と虚無的な社交を積極的に行っていくこと。
他人への意思表示としてだけではなく、自己認識としての言語能力をも持つこと。
求めて得た数々の物や事を、反省や顧慮等を以て確りと管理していき、蓄積された知識をさらに多様化や高度化、深化や新化させていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

わたし、虐待サバイバー | 羽馬 千恵(はば ちえ), 岡藤真依(カバーイラスト), 特別対談 和田秀樹 |本 | 通販 | Amazon
この国のすべての、殺されなかった「栗原心愛さん」へ。この本を読むのが辛い人も多くいると思います。そして、大人になっても、虐待された親への思いは人それぞれだと思います。本書の羽馬千恵さんの言葉に、共感する人も、反感を持つ人もいるでしょう。どんな感想を持っていただいてもかまいません。でも、あなたが決して孤独な存在ではないことを、誰からも愛されなかったわけではないことを、感じてもらえたらと思っております。
弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂 (講談社現代新書) | 阿部 彩 |本 | 通販 | Amazon
これらの「小さな社会」は、人が他者とつながり、お互いの存在価値を認め、そこにいるのが当然であると認められた場所である。これが「包摂されること」であり、社会に包摂されることは、衣食住やその他もろもろの生活水準の保障のためだけに大切なのではなく、包摂されること自体が人間にとって非常に重要となる。「つながり」「役割」「居場所」から考える貧困問題の新しい入門書。