2024/12/15 14:50
「賃金引き上げ」は、今年2024年の私達の祖国日本で最も議論されている課題の一つである。止まらない物価の高騰や景気の低迷等の打開策の一つになる「労働者の給与水準の向上」、これを実現することは、確かに必要不可欠である。しかし、その実現が、建設的・生産的・創造的なものであることも、重要不可欠であるのだ。では、建設的・生産的・創造的な「賃金引き上げ」即ち「労働者の給与水準の向上」とは、どんなものであろうか?
まず、「建設的」とは、「現状をより一層良くしていこうとする積極的で行動的な態度や姿勢で臨む様」である。この様を実現するには、「勤労への感謝」が重要不可欠であろう。勤労者達への感謝の念を、昇給という明確で実質を伴う変化で示すことが、大きな前進の一つであるのだ。勤労者達の、志気の向上・生活の安定・購買意欲の促進等、その実効は極めて大きいものである。しかし何よりも、勤労者達の精勤があってこそ、良い仕事が成立するということを、改めて学び知り、それに対する感謝すること、これが根本義である。
次に、「生産的」とは、「物事を生み出したり、価値を創り出したり、発展を促し進めたり、有意義な出発に過程や結果を確立したり等する様。」である。この様を実現するには、「教育への投資」が重要不可欠であろう。ここで言う「教育」は、企業内教育に職業教育や技術教育は勿論、根本的な教育である、幼児教育に初等教育・中等教育・高等教育も含まれており、更には、実利や実用等を越えた教育、社会教育に市民教育、成人教育に情操教育、科学教育に哲学教育等、多種多様な教育を次々と含めていくべきである。教育の実施を疎かにしたり、軽視したり、挙句の果てには不要として、専ら各自の経験の積み重ねやその場しのぎの説明等ばかりに依り続けてしまっているが故に、生産的な仕事が出来ない以前に、次から次へと数多くの問題が山積みになる上に、いつまで経っても根本的な解決が成されないのである。教育の大切さと楽しさを自ら実体験しては、深く実感して、投資を行う、これを、個人的にも社会的にも、そして文化的に実現していかなければならないだろう。
そして、「創造的」とは、「新しい事物や物事に価値を創り出す様」である。いつまで経っても現状維持や伝統固守等をし続けるのは、組織の最も大きな欠点や弱点等の一つであるが、私達各個人もまた、自分自身の思考・観念・生活等を省みると、実は受動的や消極的等であり続けていることは、決して少なくないだろう。だからこそ、組織も個人も、創造的になる為には、「学習への注力」を自ら実践することが重要不可欠である。
以上が、「建設的・生産的・創造的」な「賃金引き上げ」即ち「労働者の給与水準の向上」を実現する為の三事「勤労への感謝・教育への投資・学習への注力」であり、そしてこれらは、「豊かな生活」への道でもあるのだ。
感謝し合い、教育し合い、学習し合い、そして、一緒に豊かになっていく、このような道を創り出していくことが、私達の祖国日本の深刻な諸々の問題の解決に繋がるのだ。
| 中小企業は、資材・光熱費など経費の増加が収益を圧迫する厳しい環境にさらされている。従業員の賃上げは大手企業に比べて難しい現状にあり、人件費の増加は経営の重荷としてのしかかる。それでも、従業員と家族の生活の質向上は経営者の責務であると自覚したい。何より重要なのは、中小企業が大手企業などとの取引で適正な利益を確保できるかどうかだ。 【生活賃金】所得議論の新たな軸に(12月11日) | 福島民報 2024/12/11 09:25 |
| [中略]義務教育で基礎が置き去りになっているのは「詰め込み主義」の弊害であり、「こなすだけの授業」になっているのではと推測した。また、項目数の多い観点別評価が教員の負担を増やしているとも指摘。 学校教育の改善、授業時間だけでなく 末冨芳さんのコメントプラス:朝日新聞デジタル 2024年12月14日 5時00分 |
| 大学でも企業でも、学生や従業員が、「自分自身を成長させたい」という思いを抱き、自発的に学びを深めていく過程を生み出すために、お互いに認め合い、成長を称え合う関係性――それを支える風土の形成が必要だと思います。[中略]「自分を成長させたい」という思いをもち、学びに身を投じる人は、自分の個性を磨いていく人として応援されるべきだと思います。企業であれば、その先に、一人ひとりの個性を生かして生きがいを感じる職務の提供ができるかもしれません。 “学び”での、「自分を成長させたい」思いと、「学習者に寄り沿う」大切さ | HRオンライン | ダイヤモンド・オンライン 福島宏之 2024.12.12 4:30 |
確かに、私達一人一人が出来ることは、比較的、少なく、小さく、そして、限定的であり、徒労に終わることも少なくない。これが現実である。しかし、これを理由に、一人一人が、途中で努力を止めたり、そしてそもそも努力を始めることすらしない一人一人の実在、これこそが、いつまでも問題が解決できない上に、次々と問題が山積みに成っては、深刻化する原因であるのだ。
積み重ねと継続、初志貫徹と創意工夫、これらが、問題解決の道なのだ。
| 一、天に対する礼拝は、没我に無我の境地への道。我など取る足りない。 一、大自然に対する典礼は、摂理の再認識と生命として自覚の道。神秘。 一、他の生命と死者に対する礼儀は、自制心に克己心、公共心に利他心。 二、振り返れば、なんと後悔が多いことよ!もっと勉強するべきだった… 二、見詰れば、なんと失敗が多いことよ!ちゃんと教育するべきだった… 二、先の事を考えれば、なんと絶望が多いことよ!もう、手遅れなのだ… 三、思いも考えも、知りも学びも無く、徒労と無駄話を続ける我が日々。 三、脳と意欲は働かず、体と口ばかりが動き、問題は積み重なるばかり。 三、気楽な疲労困憊の方が、刻苦勉励する喜楽よりも遥かに容易いのだ。 四、得られる金は少なく、遺された時は減る一方、失った人は偉大な人。 四、得た金も貯められず、遺された時も活かせず、失った人はもう不在。 四、ああ、一体我が人生は、どうなってしまうことやら!未来は暗いよ… 五、この世を詰まらないと思い、あの世に我が心を寄せる、今日この頃。 五、しかし、それでもこの世に住み続ける、そして結局の所、私は無知。 五、そして、空っぽな心と暴れる情、偽りだらけの知と愚かさを吐く口。 六、歴史を学んでは知る、余りにも多くのやらなければならなかった事。 六、現在を見詰め直して、やるべき事も余りにも多いことに気付く知恵。 六、この知恵が実行力と成る事を妨げる者は多いが、己がその第一人者。 七、安価の裏に薄給と重労働が潜在する。消費者の責任もまた、甚大だ。 七、巨富の裏に隠忍と実行力が潜在する。経営者の人格は、正に決定打。 七、良質の裏に科学と技術士が潜在する。生産者の才徳は、持続の要点。 八、理財に投資、礼遇に教育、報酬に保障、これらの質で人材が決まる。 八、我が世知は、我が良知は、我が才知は、確りと研磨されただろうか? 八、自問しては自答し、自らに求めては自ら与えてこそ、福が突然来る。 九、私は、何が出来たというのだろうか?そして、何をしたのだろうか? 九、「した」と「出来た」は似て非なるもの。意味の有無もまた同様だ。 九、ああ、私よ!もし改善したいのであれば、問うのを止めること勿れ! 十、物質生活においては、「足るを知る」が最も大切な知の一つである。 十、精神生活においては、「現実を知る」が最も大切な知の一つである。 十、そして両方において、「学び続ける」、これこそが、最も大切な知だ! |
本当の豊かな生活は、享受ではなく、自らの創造で確保できるものである。
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