宝鑑

憲章:敬虔;0

0.(アッラー)は存在の根源にして原理。(アッラー)に至誠なる絶賛あれ!(アッラー)への至誠なる崇拝は、帰真反(ぼく)と徳性滋養。根源にて知を純化し、原理にて情を(じゅん)(じゅん)し、現実にて意を徳化し、社会化(かつ)個人化せよ。

0:1.至誠を以て(アッラー)を崇拝する事は、至難にして至易の徳行、そして至遠にして至近の善美。意図的な無知と偉力は酷似している。原始の我と純愛は酷似している。貪欲と大義は酷似している。超克は至難で、超克すれば実行は至易と成り、崇高な理想は至遠で、現実的な課題は至近。修徳せよ。

0:2.真理即ち道の体現者は(アッラー)であり、(アッラー)の示現は定律であり、定律即ち変化への順化が生物の動力であり、動力即ち隷従を徳化する者が人格者であり、人格者は、学徳を以て主体性を成し、科学を以て定律を解明し、工学を以て環境を改善し、美学と哲学を以て誠に自律する有徳者である。

0:3.人格者とは、哲学者に成って(アッラー)へと帰還する虚無的な芸術家・道徳家に成って(アッラー)を畏れて世界の変化に主体的に参画する悲壮な自由人・審美家に成って(アッラー)を崇拝する純朴な篤志家・科学者に成って(アッラー)から学習する熱誠な教育家・自己教育と生涯学習を成し遂げる孤高な有徳者である。

0:4.(アッラー)の道は真、定律の道は実、人格者の道は誠。(アッラー)を誠に信じては、盛徳大業の断続を信じて、己の尽善尽美に博学篤志そして才徳兼備が実るのを信じよ。その信が人心や時流に実らずとも、(アッラー)の道に適い、そして定律の道に遺れば、それは大成功の基である神徳へと実る。初志貫徹せよ。

0:5.全く以て、(アッラー)は、至徳であり、至善であり、至美であり、至仁である。全く以て、至徳は不徳であり、至善は不善であり、至美は不美であり、至仁は不仁である。全く以て、人格者とは(アッラー)を誠に、代理する有徳者であり、崇拝する善人であり、模倣する美人であり、思索する仁人である。

0:6.「(アッラー)は言っている」に「(アッラー)を知っている」や「(アッラー)を愛している」等とほざく者は、愚か者であり、嘘吐きであり、偽善者であり、詐欺師であり、愛を誠に知らない者であり、(たわ)言・失言・虚言・暴言等を抜かしつつ、愚行・(らん)行・犯行・暴行等を為す者である。深く省みて(ひろ)く学べ。

0:7.崇拝は無知とその欺(まん)・生存とその終着・死への恐怖とその後に関する利己的な妄想。言を以て徳を修め、行を以て徳を積み、学を以て徳を盛り、克己という大勝利を成し、純愛という大成功を成し、道を知っては生涯に亘って学習し続け、(アッラー)に志を貢いでは、(アッラー)に業を献じて、死を以て(アッラー)へと還り、(アッラー)の命が宿る死後の遺徳を成す。この徳業の基が至誠なる崇拝で、これが純化。

0:8.自我を自覚しては自認して、アッラーに熱誠に告白するのだ、「おお、(アッラー)よ!我は無知なる者であると知りました!そして我が生も、死という永遠なる終焉への道に過ぎないものです!」と。

0:9.徳を以て(アッラー)に「おお、(アッラー)よ!何も無く唯我と真理が在るのですね!我が道は有徳な主体性に貫徹する生涯学習、我が愛は自敬に利他そして盛徳大業でございます!」と誓い、そして挑め。

0:10.迷信・盲信・妄信・狂信の害毒「神」を消せ。「神」は正に奮励努力と(アッラー)の道の冥合の結実。

0:11.仁、この第一の徳を以て、(アッラー)の造化と化育を反抗的かつ主体的に摸倣しつつ、善く執政せよ。

0:12.義、この第二の徳を以て、(アッラー)の御命令と決定を受容しては、修身して、自省しつつ教育せよ。

0:13.礼、この第三の徳を以て、(アッラー)の道・定律の力・生命力の源を(つな)げ、そして善く美しく化われ。

0:14.智、この第四の徳を以て、己自身を知り、世界を知り、(アッラー)を知り、無知を知って、学習せよ。

0:15.信、この第五の徳を以て、自律を徳化し、秩序を強化し、連環を美化して、科学を是正せよ。

0:16.中庸は、(アッラー)の道と、定律の道と、有徳な人格者の道の誠の善き美しき連(けい)と、大自然の極み。


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