1.確かに極めて限定的な上に虚無的な徒労だが、実に抜本的で創造的な道、それが慈・愛・仁の道。
1:1.仁慈は、作用反作用の法則を哲学的に解釈する故に、因果応報の実態とその本質を理解できる。仁愛は、熱力学の法則を現実的に応用する故に、虚無的かつ情熱的に生き続けては学び続けられる。
1:2.生殖は、物質的・現実的・主観的には「自己遺伝子の、再生産且新生産、移植且増殖、直接的伝達且間接的保存。」、客観的・本質的には「熱運動の自転車操業と大自然の流通業務地区の如く」。
1:3.心理の根源は自己保存であり、心気の由来は遺伝子に潜在する保存された熱運動であり、心機の絡繰りは、利己心の演繹的な働き掛けと、良心の帰納的な内圧、そして外物と外界の外圧の所産。
1:4.危機感や警戒心の無い善もまた無邪気な悪徳。これが凡庸な悪の蔓延を無意に助長させる悪縁、諸悪の根源である欲はそれを故意に助長させる悪因、不寛容への寛容がその遠因、その近因は野生。
1:5.争奪・暴力・破壊・加害・加虐・殺害・戦争・征服・支配・専有等を非常に好き好む心とその様もまた、確かに在る。だがこれを愛する心など、低温から高温に流れる熱と同様に、皆無である。
1:6.分譲・武芸・創造・援助・保護・救命・平和・解放・奉公・共有等を熱誠に愛する心とその善美に道徳、滅多に無い偉業である。強い運動は徳が生じる時空だが、弱い運動こそが徳が成る時空。
1:7.「太極」即ち「玄門」は究極の超高密度・超高温・超大質量・超強重力の相対零度で、あらゆる全ての宇宙の出力だが、重力に一変すればそれら全ては還元される。門への入力は天の御命令。
1:8.太初と終極そして真実は黒色の如く、啓発と啓蒙そして明確は黄色の如く、活動と躍動そして危険は赤色の如く。修道と悟道を成し、知徳と学徳を遂げ、人格と現実を完成する道は、微妙玄通。
1:9.死は確実で明白、死者は無に還った永遠不変なる絶無、だが生者の誠心誠意はその者を覚えては悼んで愛し続ける。もう無く、確かに在るが、もう…無いのだ。これ故に、死者の衣装は白装束。
1:10.「玄人」即ち「仮死した解脱者」尚且つ「達観した帰還者」に成って、慈悲を以て民徳を是正しては、親愛を以て公共の利益を善用して、仁厚を以て諸々の生命力を重厚長大な強力に変えよ。
1:11.徳性に善意を孤高にそして気高く修養し続け、善行に徳行を忍耐強くそして力強く強行し続け、善道に学道を哲学的そして神秘的に創造して、無我無心に成り、やがて無為自然にも成るのだ。
1:12.無条件の愛、そして無償の愛、これらは、慈善と自助努力が両立してこそ、純愛として誠に成立する上に、結実と成果が成る。そうでなければこれらは寵愛と溺愛に過ぎず、堕落の道と成る。
1:13.偏倚と偏依に偏在が、万物を生成しては、成立させては、流転させるように、偏向と偏重に偏愛もまた、至極当然・必要不可欠・重要。これの維持は即ち悪化、これの改善は即ち良化に徳化。
1:14.細心の注意を払いつつ、教学が他者を苦しませる凶悪な武器に成らないようにせよ。教学が自身を苦しませる善美な荒治療にも成ることを知っては、自己教育と自己調整学習を熟慮断行せよ。
1:15.大慈大悲は寛厳宜しきを、純愛は改廃宜しきを、仁道は有無宜しきを、誠に深造自得し続け、慈悲忍辱は警察と軍事を善くし、兼愛交利は産業と流通を正し、寛仁大度は政治と教育を革める。
1:16.精神生活を豊富にし、私生活を学究的にし、家庭生活を政治的にし、庸言庸行を以て生活指導を、徳教訓育を以て生活教育を、思源遡行を以て生活学習を普及して、自愛と隣人愛を実現せよ。
1:17.好感と嫌悪感、快感と不快感、違和感や反感を確りと見直し、共感と痛感を正しく育み、劣等感と優越感を抜本的に克服し、義務感と責任感をプロ意識へと改進し、予感と危機感を強化せよ。
1:18.知的な無感動に不動心と、学究的な多情多感に誠心、これらを兼備して、物心・動静・有無、及び陰陽を兼学せよ。知への純愛は思弁に理論を確立し、純愛の知行合一は経験に実践を完遂する。
1:19.仕事人と職人、そして専念職鑑としての道を歩み続ける間、私的そして家庭的、更には自由を軽視や放棄に忘却すること勿れ。尽力と尽忠を遂行し、滅私奉公を完遂して、大いに遊び楽しめ。
1:20.集団意識が社会意識へと進化し、帰属意識が道徳意識へと深化し、自己意識が規範意識へと飛躍するようにし、企業意識がプロ意識に、生活感が幸福感に成るようにせよ。大事の大綱は相愛。
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