2025/03/02 19:50
家庭教育や学校教育、そして私達社会人は、しばしば青少年達に、将来について考えるように働き掛ける。しかし働き掛ける当の私達自身は、果たして一体どのくらい、自主管理・人生設計・深謀遠慮を実際に自分自身も遂行し続けているしのだろうか?真正直に省みれば、それは甚だ少ないと言っても過言ではないだろう。
全く以て、自分自身は意図的に行わないにも拘わらず、他人には行うように強いるのは、実に愚劣である上に偽善であり、そして実に無知蒙昧である。私達「大人」が実は「小人」であることは、甚だ多いと言っても過言ではないだろう。
実社会が厳正な実地ではなく厳酷な死地の如くであり、実生活が精彩に富んだ私事ではなく多大な病的ストレスが溢れ出す短時間の如くである。このような国情と民情を、誠に確りと深く問題視と危険視し、危機感と問題意識を以て解決に取り組むことが、実は「小人」である私達が「大人」並びに「成人」に成る道の一つであるのではないだろうか?
さて、「成人」は、生物学的に考察すれば、「成熟した肉体の持ち主」とも言え、栄養失調・事故・病気・障碍等と言った特殊な場合を除けば、ほぼ全ての人間は自然とその持ち主に成る。しかし、社会学的に考察すると、「成熟した頭脳の持ち主」と言える人々、そして、哲学的人類学を以て考察すると、「成熟した精神の持ち主」と言える人々、更に突き詰めると、「『円熟した』即ち『身体に技能・知識に技術・頭脳に精神、意識に人格等が円満に成熟した』人」と言える人々は、果たして一体どのくらい居るのであろうか?滅多にいないと言っても、全く以て過言ではないと断言しても良いかもしれない。
| 長時間の残業は労働者の心身をむしばみ、最悪の場合には命をも奪う。過労死の中でも、精神障害の労災認定数は上昇傾向だ。厳しい工期に加え、建設業の慣習や上司の無理解などが過労死の要因となっている。 突出する建設業の過労自殺、背景には厳しい工期や上司の無理解 | 日経クロステック(xTECH) 青野 昌行, 佐藤 斗夢 2023.11.20 |
実社会に出て、生命感情を維持しては、生計を立てて、生き続ける為に働くも、逆に被虐・被災・発病等し、最悪の場合、早死・事故死・病死・自死等してしまうことになる。確かに、惨劇や悲劇等が全く以て無い実社会など、決して存在しない。それは絶対に発生し続ける不可避の負の社会現象である。本当の深刻な問題は、それを意図的な無知を以て、「素知らぬ」や「知らぬが仏」、「無視」や「無関心」、「無知な楽観」や「終始傍観」、「事勿れ主義」に「我関せず焉」等の貫く私達の態度・言動・習慣・通念が、暗黙の内に文化と成ってしまい、その病弊が集合的無意識に、そして個人的無意識に絶大で深刻な悪影響を与え続けていることである。
私達は、「職業に貴賎なし」という諺を、抜本的に否定しては、建設的に肯定して、創造的に確定し、そしてそれを以て肉体労働・頭脳労働・精神労働を峻別しては、其々の長短・優劣・適否等を精確に理解と認識すると同時に、それらの連携の実現することで、私達は、社会人として数多くの実体験を積み重ね続けつつ成長し続け、成人として実社会で数多くの苦労を積み重ね続けつつ学習し続け、大人として実生活で数多くの報奨を確保し続けつつ、青少年達の模範に希望そして助力に成っていくべきであろう。
| 働き方改革が順調に進む学校の特徴について、さまざまな学校を見てきた庄子氏は次のように話す。 「まず、教職員間に良好な関係性が築けていて、助け合う文化があることが重要です。そのうえで、理想の学校像を共有することで学校経営方針が一人ひとりの教員の中に落とし込まれていて、いつまでに何をするかという短期目標が明確になっている学校は成果が出やすいと言えるでしょう。[中略]働き方改革というと、業務削減や早く帰ることだけが注目されがちですが、捻出された時間を有効活用して教育の質を高めることが本来の目的です。[中略]まずは関係性づくりから始めてほしい[中略]これまでの習慣が崩れることで痛みを伴う[中略]その痛みを超えていくには、教員が一丸となって取り組める雰囲気があることが非常に重要。[中略] 単なる業務削減に盲点、働き方改革「進む学校」と「進まない学校」の決定的差 残業が減らない小学校を変えた「対話型」の改革 | 東洋経済education×ICT 東洋経済education × ICT編集部 2025/02/17 |
私達は、生理学にスポーツ科学、健康科学に生活科学、精神科学に心理学、そして道徳心に倫理観、認識論に人生観、社会性に個性を、自身が社会人・成人・大人であるということを抜本的に再認識しては、自主管理に自学自習を以て確立していくことが、まず私達自身の成すべき要務であろう。
そして、自己教育と自己調整学習の実践躬行を続けつつ、熱誠に率先垂範して、青少年達が自ら希望・動機・意志を確立できるよう助勢するべきだ。
青少年教育の成敗は、正に社会の盛衰と国家の存亡の決定打の一つである。
| 一、死という絶対に取り返しのつかない終焉も、愛は有意義な事にする。 一、全く以て、忘れないは即ち棄てない、覚えるは即ち負い続ける、道。 一、物質界即ち現実界の時間は、不可逆の一方向で、心界の時間は多様。 二、恋愛に結婚や出産等、そんな大事に軽々しく言及する者を無視せよ。 二、自律に教育や学習等、こんな大事にずっと言及しない者と絶縁せよ。 二、政治に経済や戦争等、あんな大事に病的に言及する者を見抜くのだ。 三、「最近の若者は~」と誠に論じたいのならば、まずは何よりも自省。 三、「昔は良かった…」と誠に嘆くのであれば、率先垂範して遺伝せよ。 三、「どうなる事やら」と誠に憂えるのであれば、修徳しては積徳せよ。 四、実社会は、常に嘘偽りだらけで、我もそれに屈従せざるを得ないよ。 四、愛する者達よ、心して聞き容れてくれ。もう心身を壊さないでくれ! 四、「生きる」は即ち「苦しむ」、でもね「苦しむ」は即ち「学ぶ」だよ。 五、結局、人間関係、これこそが、問題の中の問題で、その解決は至難。 五、結局のところ、自分自身、他ならぬこれこそが、重点・要点・極点。 五、どうであれ、死、正にこれこそが終点。有限が有意義を確かに成す。 六、子どもが子どもを産み育てて、子どもが子どもを教え諭す…一体何? 六、親という第一の至近の教育者、教師という専門的な教育者…居ない。 六、全く以て、生物そして動物は過多で、人物は寡少、大人物も極稀だ。 七、実際は無害で無毒にも拘わらず、有害で有毒に成っていく数多の物。 七、実際は合理で合法にも拘わらず、無理や悖徳を成していく数多の事。 七、実際は有能で有識にも拘わらず、排撃されて発病していく数多の人。 八、私は、忘れられては、知られなくなり、過去の真実に埋没する欠片。 八、でも、私は貴方達を、決して忘れず、確りと覚え続け、誠に悼むよ。 八、遺伝子の遺伝は生物達の本能で、遺徳の遺伝は大人物達の本務だね。 九、物を棄てたら、逆に物が豊かに成る。身体そして脳を鍛錬しようね! 九、事を為さなかったら、逆に事が本当に成る。知情意を鍛錬しようね! 九、世を捨てたら、逆に世直しの道が成る。教学そして道徳を修めるよ! 十、忘却しても復習や追想等が定期的に続けば、忘却は本当に成らない。 十、経験しても予習や展望等が心奥に無ければ、経験は本当に成らない。 十、「思い出す」そして「予見する」という、脳と心の偉業で道に志せ! |
そして、成人教育の成敗は、正に青少年教育の禍福の決定打の一つなのだ。
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