3. 経済
経済

【池袋母子餓死事件】母親が残した日記。日本にも存在する貧困という社会問題【忘れてはいけない】

ニュース記事

【池袋母子餓死事件】母親が残した日記。日本にも存在する貧困という社会問題【忘れてはいけない】 – YouTube
 1996年4月27日、東京・豊島区池袋のアパートで当時77歳の女性・Aさんと当時41歳の息子・Bさんが亡くなっているのが発見されました。そんな部屋からはA6判のノート10冊が発見されています。このノートはAさんが長年つけていたと見られる日記でした。

哲学的な解説

社会の構成や成員に対して人間の行為や事象、制度などが有する調整ないし適応の作用を社会的機能という。これには,まず人間個人の基本的欲求をみたすための機能と,さらに重要な特定の社会の秩序を維持統制するための社会的要求をみたす機能とにわけられる。
哲学事典』「社会機能」(p.626)
(中略)〈何処にもなく〉〈何でもない〉存在である人間が,自己の地位と本性をその意志と責任において形成していく点に人間の尊厳の根拠を置こうとした(中略)
岩波 哲学・思想事典』「『人間の尊厳について』」(p.1237)

自主管理個人主義による哲学的な学習

社交性を漸進的に高めていき、また、社会への関心を個人的に高めていくことで、他者との能動的な繋がりやその要因を成していくこと。
自分自身の人生に責任を持っていくために、自分自身の嗜好や愛好する物・者・事を確立させて、主体的かつ持続的な欲求の達成の実現し続けていくこと。
思弁と経験、一方に偏ったり、両方とも過不足になったりしないようにして、社会勉強や教養等を以て、適度な両立と密接な関係を確立させていくこと。
思弁的な挑戦だけではなく、実践的な挑戦にも努め励み、また、挑戦的な経験だけで満足や学習するだけではなく、理論的な挑戦にも努め励むこと。
生物学的観点からの自己分析と、社会学的観点からの自己分析を以て、自分自身の存在がなぜ成立しているのかを分析して理解し、楽観的な認識をも持つこと。
あらゆる物事の原因や理由を本質的に追求することと、自身の現状や実態を理論的かつ実践的に改善や変革することを、漸進的に習慣化していくこと。
時間の流れと自分自身の現状や実態の変化ぶりを比較して、自分自身の人生並びに個人のためになっている生産性・効率性・能率性等の向上に挑んでいくこと。
死を天命に全面的に任せては、生を己自身が全面的に担って、命を徳を以て主体的に守り、自分自身のための創造力を身に着けていくこと。
社会並びに他者の無責任や無関心に、不健全や不義理ぶり等を学び悟って、虚無的でありながらも、楽観的な観念や生き方等をも学び得ていくこと。
主観的や不確実、あるいは、感情的や思弁的な認識だけではなく、客観的や確実、あるいは、理性的や実践的な認識をも持っていくこと。
私情・私意・私見等と、そこから確立させた観念に執着せずに、集団心理・組織文化・社会規範・国政法令、そして自然法則等を学んで、観念を研磨していくこと。
言葉の力と自己暗示の関係を深く理解していき、物事の分析するためと、現実を創造するための言語の取捨選択とその使用方法を自ら学び得ていくこと。
感情的な「愛」や理知的な「愛」に思弁的な「愛」、そして、実践的な「愛」や社会的な「愛」に美学的な「愛」、これらを哲学的に連係させていくこと。
孤独における執着・独善・絶望とその危うさと、孤独における決行・覚悟・学習とその幸せを学び知っていくこと。
社会的や身体的な生命力はもちろんのこと、心理的や精神的な生命力と自己管理の密接な関係を、常日頃から確りと主体的かつ持続的に学び行っていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「経済」

紹介文献

新装版 池袋・母子 餓死日記 覚え書き (全文) | 公人の友社 |本 | 通販 (amazon.co.jp)
 「飽食の時代」といわれるこの豊な日本で、この母子はなぜ餓死しなければいけなかったのか。  
 小賢しい理屈やエゴイスティックな論議を何百回繰り返すより、この貴重な記録が私たちにいったい何を訴えているのかを時間をかけ、みんなで静かに考えてみたい。  
 子どもが先に死ぬのではないかと心配である。一緒に死なせて頂きたい、後に残ったものが不幸だから。(日記最後の言葉)
善意で貧困はなくせるのか?―― 貧乏人の行動経済学 | ディーン・カーラン, ジェイコブ・アペル, 澤田 康幸(解説), 清川 幸美 |本 | 通販 | Amazon
 世界の貧困問題を解決する行動経済学が登場!イェール大学教授と現場のリサーチャーが最前線のフィールド研究から教えてくれる貧困削減のためのアイデアが満載。   
 マイクロファイナンスのパンフレットにきれいな女性の写真を載せると申し込みは増える? 検査を受けた人にお金を払えばHIV感染率は下がる? 貴重な善意を最大限に活かすためにはどうしたらいいの?  
 ガーナ、ケニア、南アフリカ、インド、フィリピン、ペルー、メキシコ……理論と現実が一致しない途上国の複雑な世界にわけいって、そこから「クール」な答えを、次々と導き出している〈新しい経済学〉のいまを紹介。  
 人間心理が陥りがちな落とし穴をやんわりと回避させるための後押し(=ナッジ)の手法をふんだんに盛り込み、開発経済学の新しい知見を一般向けにやさしく語ります。
 その新しさの特徴は、開発プロジェクトの「なにがうまくいって、なにがだめなのか」を社会実験ではっきり実証する点、そして人間の非合理性を考慮した新しい発想に基づいている点にあります。
3. 経済
経済

新しい資本主義の実現に向けて

ニュース記事

特集-新しい資本主義の実現に向けて | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)
 市場に依存し過ぎたことで、公平な分配が行われず生じた、格差や貧困の拡大。市場や競争の効率性を重視し過ぎたことによる、中長期的投資の不足、そして持続可能性の喪失。行き過ぎた集中によって生じた、都市と地方の格差。自然に負荷をかけ過ぎたことによって深刻化した、気候変動問題。分厚い中間層の衰退がもたらした、健全な民主主義の危機。  
 世界でこうした問題への危機感が高まっていることを背景に、市場に任せれば全てが上手くいくという、新自由主義的な考え方が生んだ、様々な弊害を乗り越え、持続可能な経済社会の実現に向けた、歴史的スケールでの「経済社会変革」の動きが始まっています。  
 成長と分配の好循環による「新しい資本主義」によって、官と民が全体像を共有し、協働することで、国民一人ひとりが豊かで、生き生きと暮らせる社会を作っていきます。  
 様々な弊害を是正する仕組みを、「成長戦略」と「分配戦略」の両面から、資本主義の中に埋め込み、資本主義がもたらす便益を最大化していきます。
特集-新しい資本主義の実現に向けて | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)

哲学的な解説

賃労働の生産する商品の価値量は賃金をはるかに越える。こおn労働生産物の価値と労働それ自身の価値と差額が剰余価値である。剰余価値は本来労働の生産物でありながら,資本家によって搾取され,地代などのいわゆる所得形態が派生するのである。
哲学事典』「剰余価値」(p.721)
資本とは,一般には生産手段などの資本財(機械や原材料)か,あるいはそれらに投じられる資金を指すと理解されているが,経済学史においては議論がわかれている.資本の本質に関する議論は,利潤あるいは利子の源泉をめぐる議論として資本主義の動態的発展論,経済成長論に繋がっている.
岩波 哲学・思想事典』「資本」(p.680)

自主管理個人主義による哲学的な学習

行動を分析や省察することを習慣化していって、利欲による認識力の低下や肉体的に感覚的や主観的な認識による恣意的な暴走を無くしていくこと。
外界の他者に事物や事象だけではなく、内観にも努め励んでいくことで、外物ではなく、自己に求めることを学び行っていくこと。
貯蓄だけではなく、投資、取り分け自己投資に努め励んでいき、そして、他者や団体等に投資する場合も、その成果や好影響等を確りと吟味にしていくこと。
人間社会における、形式的で実用生を追求し過ぎてしまった「時間」の通念だけではなく、自然界における、多様で神秘性に満ち溢れた『時間』を学んでいくこと。
「時間の時間」、つまり、言動並びに意識の活動を生す心理や精神並びに知の活動並びに事象を確りと主っていくために、学習する思考を成していくこと。
「問題点の問題点」、つまり、有形や名辞に、現象や表象等から見出される問題点だけではなく、内容や本質に自然法則からも見出される問題点をも見出していくこと。
自己と他者に集団や組織、社会や国家、そして自然との相互作用とその影響を確りと自主的かつ積極的に学び知っていくこと。
事象の中心や事物の中核等と、自分自身の精神を一体化するかのような高度な認識に挑んでいくことで、通念を創造的に打破して、独創性を身に着けていくこと。
欲求は、脳のある生命の特有の原動力にして創造力でありながらも、甚大な破壊力にして暴力的な創造力でもあることをも学び悟ること。
あらゆる所有は一時的であり、そして本質的には幻想であることを学び悟り、そして、徳並びに時間を実践的・哲学的に所有することに挑んでいくこと。
「環境を利用する」という観念並びに活動だけではなく、「環境の中で創造的かつ調和的に生きていくこと」という観念並びに活動をも行っていくこと。
承認欲求や他者依存のある言語の解釈を無くしていき、自己実現や自主独立のある、さらには、共感や理解等のある言語の解釈を学び行っていくこと。
政治学・経済学・実力主義等に生物学から、生命の儚さと軽さを学び悟り、哲学・倫理学・幸福主義等に物理学から、生命の神秘と貴さを学び知っていくこと。
欲求と認識、どちらを先後にするべきかを熟慮して、適当に決行していくこと。
肉体的や感覚的な効用だけではなく、理念のある精神的や論理的な効用をも以て、財やサービス等を消費していくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「経済」

紹介文献

監視資本主義: 人類の未来を賭けた闘い | ショシャナ・ズボフ, 野中 香方子 |本 | 通販 (amazon.co.jp)
 本書の目的は、誰も知らないこの領域の、最初の地図を描くことだ。多くの開拓者が後に続くことを願っている。監視資本主義とその結果を理解するには、さまざまな学問分野と時代を縦横に行き来しなければならない。目指すのは、これまでなじみのなかった概念、現象、レトリックおよび慣行の中にパターンを見つけるのに役立つ概念と枠組みを構築することだ。そうやって未踏の地を地図に記していけば、やがて人形遣いの、骨と肉を持つ実体が見えてくるだろう。
 この地図の多くの地点は、荒れ狂う時代の急速な流れから自然に浮かび上がってきたものだ。わたしは現代の状況を理解するために、テクノロジーの詳細と企業のレトリックとの複雑な交差の深部にパターンを読み取るという手法をとった。わたしの挑戦が成功すれば、この地図と概念は、前例のないものの全容を明らかにするとともに、監視資本主義が経済的・全社会的支配を追い求めるにつれてわたしたちの周囲で起きてきた激しく急速な変化を、より賢明かつ包括的に理解する助けになるだろう。
宇沢弘文 傑作論文全ファイル | 弘文, 宇沢 |本 | 通販 (amazon.co.jp)
 経済・社会のあらゆる問題に取り組んだ哲人経済学者が、生涯をかけて伝えたかったこと。ノーベル経済学賞受賞者J・E・スティグリッツ教授と恩師・宇沢教授との交流が明かされる追悼講演も収録。
13. 政治
政治

「沈黙は賛成と同じ」 ロシアで声を上げる76歳の反戦画家

ニュース記事

「沈黙は賛成と同じ」 ロシアで声を上げる76歳の反戦画家 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News
■「国を愛するなら、責任は自分に」
「こんなことを国民として受け入れてしまうとしたら、自分の子どもたちの未来を考えるのをやめることになります」  
 アパートの部屋にある自作のプラカードには、反戦と反政権を掲げるメッセージがあふれている。「私たちは子どもたちにどんな世界を残していくのか──それがプラカードに込める思いです」  
 他にも「使い捨ての兵士にされるのはごめんだ」、「妻よ、母よ、戦争を止めよう」、「私たちは帝国主義による挑発的な政治の犠牲者だ」といった言葉が書かれたポスターが並ぶ。
「私は声を上げ続けてきました。沈黙は、自分の国で起きていることに賛成するのと同じだからです」とオシポワさんは言う。「だから、私は抗議に行くのです」  
 何度も拘束されたせいで警察にすっかり顔を覚えられ、最近では連行されずにまっすぐ家に帰されることもあるという。
「とうの昔に怖くなくなりました」とオシポワさん。「自分の国で恐れてはいけません。自分の国を愛するなら、その国の責任は自分にあると思うべきです」
「沈黙は賛成と同じ」 ロシアで声を上げる76歳の反戦画家 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

哲学的な解説

芸術作品から鑑賞者が享受するものは単なる官能的快感のみにとどまるものではない。鑑賞者は単なる受動的な立場だけではなく,その芸術作品を通じて、美を創造するのである。
哲学事典』「芸術」(p.403)
暗黙知とは,言語で明確に表現することができない,もしくはそれが困難な直感知,身体知,体得知,あるいは事実知に対する技能知などを言う。
岩波 哲学・思想事典』「暗黙知」(p.55)

自主管理個人主義による哲学的な学習

行動する意志・能力・範囲等を漸進的に高めていくために、日常生活や家事に趣味等において、改善や創意工夫等に努め励んでいくこと。
物事の中核や事物の本性等を学び究めていくことで、自分自身の主軸を主体的かつ美的に強化や創造していくこと。
「現象」や「結果」等としての目的達成だけではなく、失敗や挫折に無念等に終わる目的未達成から生じる潜在的な成果や新しい可能性等を見出していくこと。
「国家」における個人の微力や非力等に無力等を痛感しつつも、歴史における個人の影響力を達観して、個人的や独創的な挑戦を継続していくこと。
自分自身の限界を否定的かつ創造的に学び知っては、自分自身の可能性を肯定的かつ建設的に学び究めて、自分自身の能力を主体的かつ進歩的に学び高めていくこと。
集団的や組織的、社会的や文化的な言語や概念等だけではなく、個人的な経験や思惟にも拠って、自己形成していくこと。
現象の因果関係や出来事の問題点を多角的・多面的に見出していき、物事の変化に適応していくこと。
創作意欲と高めていくために、苦痛と徳を以て、死の重大さと生の貴さを学び得ていくこと。
激変が生じる瞬間を体得するために、その時の周囲の実態とは真逆の状態を自ら能動的に学び得て、先駆的に変化に備えていくこと。
知識を得るだけではなく、知識を創るという、外向的かつ能動的な知的活動を実践していくこと。
環境の変化を観察や評価に適応するだけではなく、細心の注意を払いつつ、参画や改善に批判をも独創的に実行していくこと。
教養並びに理性を以て激情を洗練しては、知恵並びに義勇を以て言語を美化して、徳並びに無為を以て芸術活動に挑んでいくこと。
失敗や挫折に危難を覚悟して、義勇を以て徳義を孤高に実践していくこと。
世界と自己の境界線と自分自身の絶対的な唯一無二ぶりを認識しつつも、世界と自己を完全分離するような認識に陥らないように気を付けること。
自分自身の時間を以て、停止している過去の時間の流れを再び動き出させて、自己管理の善き要因や原動力等を誕生させること。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「政治」

紹介文献

人工地獄 現代アートと観客の政治学 | クレア・ビショップ, Claire Bishop, 大森 俊克 |本 | 通販 – Amazon.co.jp
アートと社会の関係性はいかに変化してきたか?20世紀以降の芸術史において見逃されてきた「参加」の系譜を再編集し、現代アートの最新動向を批判的に読解する。
新しいリベラリズム―台頭する市民活動パワー (シリーズ・現代思想と自由主義論) | ジェフリー・M. ベリー, Berry,Jeffrey M., 弘, 松野 |本 | 通販 | Amazon
バラク・オバマを大統領にした原動力、市民活動パワー研究の第一人者による実証的研究の成果、待望の邦訳。アーロン・ワイルダフスキー賞受賞作。
5. 経営
経営

女性は「手ごろな人材」? 人口減社会、中高年男性に代わる多様なリーダー育成を

ニュース記事

 ――「多様性確保」のメリットを得るには、女性を単なる労働力ではなく、意思決定にかかわるリーダー層にまで押し上げることが必要ですね。
 本田 はい。企業は、経営判断に関与できるようなポジションに、女性をどんどん就けていくことが大切です。将来の人口減少に備えるには、女性、外国人、若手を積極的に採用し、大切に育成して、将来の経営を担える「多様な人材」のプールを、ここ20年くらいで大きくしておくことが必要です。
女性は「手ごろな人材」? 人口減社会、中高年男性に代わる多様なリーダー育成を (msn.com)

哲学的な解説

(中略)「出自に基づく地位」ascribed status と「業績の結果としての地位」achieved status は、地位決定の一つの基準を示したものであり,順位を論ずる際に注目されるものである。競争の原理と伝統ないし威光の原理とが順位決定と順位の構成とを考察する場合に特に意味がある。
哲学事典』「順位」(p.698)
私が視られていると意識したとき,私は他者にとっての対象的存在となり、自由な超越性が奪われている.私の主体性を取り戻すために,私は他者を私の眼差しの対象にする.
岩波 哲学・思想事典』「対他存在」(p.1018)

自主管理個人主義による哲学的な学習

「意識」という脳の活動並びに内界の現象を、「意識」即ち「知の知」を積み重ねていくこと。
自分に対する相手や社会の印象や評価等の予想や解釈に究明に努め励みつつ、それよりも、相手や社会並びに自分自身の実態に対する理解や洞察に努め励むこと。
観念の発展や深化に多様化や相対化を実現していくために、観点の多面化や多角化、そして、精確かつ詳密な分析に努め励んでいくこと。
主体的な挑戦を以て、他者や社会に時代の伝統・常識・通念・風潮等を着実に善く破壊していきつつ、自分自身の成功や業績等の問題点や欠点等を明確にすること。
精確で詳密な分析・広範で深奥な洞察・建設的で挑戦的な詳解等だけではなく、十二分な休養・労力の軽減・娯楽の確保等にも努めて、思考を柔軟にしていくこと。
名辞・形式・伝統・権威等の、表層的な通念や形骸的な時流に受動的な文化等に囚われて本末転倒しないようにして、物事の核心や原点等を追究していくこと。
「多様化」という必然的な現象を常日頃から哲学的かつ科学的に体得していくこと。
思弁と経験を両立や融合させて、現実における時間の一元性とその有限性と、内界における時間の多元性とその多様性等を、実践的に理解と活用していくこと。
内界に潜在する様々な時間「過去」の多様で深遠な内容と、その決定的で絶大な影響力を着実に究明していくこと。
変化に対する勇敢な関心や積極的な興味に主体的な認識とその知識を懐いていくこと。
形式的や受動的に与えられたものを能動的に活用し、主体的で能動的に得られたものの方を、独創性を以て応用していくこと。
通念や時流等によって定義付けられた言葉の内容だけではなく、多様で複雑な歴史や実態等によって誕生や変化した言葉の内容をも学び知っていくこと。
金銭に名誉や地位等を道具や手段等として、自他周囲の体・知・徳の発揮や、科学や文化等の善き発展や振興等への寄与等を志していくこと。
最終的に、他者や社会はもちろんのこと、自分自身をも超越する「知並びに学習」を以て、自己を創造的に認識していくこと。
時間を所有していくことで、金銭欲や物欲、名誉欲や権力欲等を克服しつつも、それらを主体的な自己実現欲へと、創造的・哲学的に改善していくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「経営」

紹介文献

多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 | マシュー・サイド |本 | 通販 | Amazon
 なぜ一部の組織や社会はほかに比べて革新的なのか?  
 経済をさらに大きく繁栄させるには、多様性をどう生かせばいいのか?  
 致命的な失敗を未然に見つけ、生産性を高める組織改革の全てがここにある
Amazon.co.jp – 自己と他者―主観性・共感・恥の探究― | ダン・ザハヴィ, 中村 拓也 |本 | 通販
自己と他者をめぐる哲学と経験科学の豊饒にして生産的な対話。古典的現象学の心の理論論争、共感理論、社会的認知への寄与可能性を余すところなく論じた現象学の現代的展開の到達点。
7. 教育
教育

「モンスター学生」はますます増長 学生を過剰に“お客様扱い”する大学の窮地

ニュース記事

 私大に勤務し、母国の文化産業などについて講義をしている外国人教員のBさん(40代女性)も、学生から過剰な苦情を受けることは少なくないという。  
 「私が勤務する大学は偏差値50を少し下回るくらいの私立大学です。日本で大学教員ができることは母国の両親もとても喜んでいて、私も誇りに感じていました。しかし、いざ働き始めたら、学生たちの実態は想像とは大きく異なっていた……。    
 たとえば、レポートを課すと、外国人以上に日本語が書けない学生も珍しくないのです。先日、ある学生にレポートの再提出を求めたところ、大学の事務に『外国人教員がパワハラをする』と訴えられました。  
 また、何度『ネットのコピペはダメ』と教えても、文章の語尾などを変えてコピペレポートを提出する。そこで注意したところ、今度は学生と保護者から大学にクレームが入ったこともあります。大学事務は、教員よりも学生を優先する傾向があるので、『クレームが来ないように授業をしてください』と私に通達してきました」(Bさん)
「モンスター学生」はますます増長 学生を過剰に“お客様扱い”する大学の窮地(マネーポストWEB) – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

(中略)欲するままに行いながらその行為が独特の道徳善を実現するような美しい心情(中略)
哲学事典』「美しき魂」(p.138)
(中略)実際グローバリゼーションの現代的な文明状況においては,比較文明的パースペクティヴのもとに多元的価値観の様相が拡がっている.
岩波 哲学・思想事典』「価値哲学」(p.244)

自主管理個人主義による哲学的な学習

常日頃から、自分自身の言動の動機を、批判的かつ進歩的に見直していくこと。
社会の通念や需給等の外圧を受けつつ、その好影響・悪影響の両方を、学習を以て主体的に分析しては、主体的に理解して、主体的な実践を自ら積み重ねていくこと。
問題や課題等を自ら常に創造的かつ挑戦的に探求し続けることで、外界の変化から受けて生じる自身並びに内界の変化を善きものへと変えていくこと。
学問の喜びや楽しさに幸せを学び知るために、理由や原因等を創造的かつ挑戦的に探求しては、失望や絶望に、喪失感や虚無感等を善く積み重ねていくこと。
回避や逃避、否定や拒絶、快楽や夢中に忘却等でストレスを軽減や緩和するだけではなく、懐疑的かつ批判的な追究や、創造的かつ主体的な学習等も行うこと。
他者や社会に世界の有様や変化等を評価することばかりに偏らないようにして、その有様や変化等をありのままに認知し、そして、自己分析を行っていくこと。
自分自身の間違いや誤りに過失等を定期的に猛省しては、最近起きた間違いや誤りに過失等、そして、懐いているストレスや苦痛に問題等との因果関係を学ぶこと。
享受や謳歌している物や事等を創造的に善く再認識して、自主的で主体的な創造力を身に着けていくこと。
総じて、人間の学習意欲の向上並びに学習能力の発揮は、極めて受動的で消極的であることを学び悟ること。
知識の必要性や重要性等を受動的や消極的に知るだけではなく、知識から喜びや楽しさ、素晴らしさや美しさ、そして、幸せを、孤高を以て見出していくこと。
環境の実態とその影響と、自分自身の性格や本意の関係を学び知り、経済的にも社会的にも、そして心理的にも精神的にも選択肢や可能性を広げ深めていくこと。
言語の大切さを、社会生活だけではなく、個人的かつ積極的な道徳や審美等からも学び知っていくこと。
道徳や倫理に哲学等を以て、利己心を猛烈に批判や否定等しつつも、善く洗練しては、高度化や深化させて、私利私益と公利公益の善き両立に努め励んでいくこと。
誠の自己肯定を実現するには、自他周囲からの様々な批判や否定に拒絶等を学び知ることが必要不可欠にして重要不可欠であることを学び知ること。
受けた批判や否定に拒絶、そして、被った理不尽や被害に悪影響等を、主体的かつ進歩的に善く活用していくことを実践していくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

魂から心へ 心理学の誕生 (講談社学術文庫) | エドワード・S・リード, 村田 純一, 染谷 昌義, 鈴木 貴之, 佐々木 正人 |本 | 通販 – Amazon.co.jp
一九世紀前半、人の心理を探求したのは作家や医者や牧師たちであった。世紀末には実験心理学の成立により、それは心理学者・生理学者たちの領域となる。だがその道筋は単線的ではない。本書では、魂の概念に代わる心の概念の登場、自然化を目論むアンダーグラウンド心理学の水脈など、複雑に入り組んだ流れを整理、心理学史の新しい像を力強く描き出す。
人権の哲学: 基底的価値の探究と現代世界 | 木山 幸輔 |本 | 通販 – Amazon.co.jp
人が人であるがゆえに持つ人権。その正当化の根拠とは何か。本書は、ロールズやベイツ、グリフィンらの議論を整理し、「自然本性的構想」と「政治的構想」との論争を詳細に分析。対立の本質を探り、人権論が向かうべき新たな方向性を示す。膨大な資料を駆使した、気鋭の研究者の先駆的研究。
5. 経営
経営

元従業員「社長は金にうるさかった」 社長経営の宿泊施設 実態語る

ニュース記事

 北海道・知床半島沖で26人が乗った観光船が沈没した事故。  
 運航会社の桂田精一社長が経営する宿泊施設の元従業員が取材に応じ、「社長は金にうるさかった」ことや、ずさんな経営実態を語った。  
 宿泊施設の元従業員「お金にはうるさいです。仕事で壊れたものを接着剤でつけて出してと言う。そんなのお客さまに出せます?」  
 桂田社長が経営する宿泊施設で長く勤めていた男性は、取材にこのように述べたうえで、桂田社長の金にうるさく、パワハラ気質の性格が事故につながったのではと証言した。  
 宿泊施設の元従業員「とにかく自分から(金を)出すのが嫌いだから、事故にあったんじゃないかと思う。(従業員を)人間扱いしていない。自分が偉いから、お前ら言うこと聞けって。そういうところでケチるから、みんな辞めていく」
【独自】元従業員「社長は金にうるさかった」 社長経営の宿泊施設 実態語る (fnn.jp)

哲学的な解説

(中略)人格は,⑴個人と環境の力学的関連を重視する立場から,⑵観察,実験,テストなどにより把握しうる個体の「行動」を手掛かりに,構成され,将来の行動の予測を可能にする「媒介概念」(仲介変数)として,⑶操作的に定義しうるものに,近づくであろう(たとえば,キャッテル研究)。
哲学事典』「人格」(p.733)
働くこと・仕事・職業の意味の追及と,職業や労働という行為に対する心構え・態度・行動基準などを含む社会倫理である.職業人としての仕事のやり甲斐,名誉,信用の基盤となるばかりか,社会全体の信頼関係のもととなるところから早い時期からさまざまな形態のものがみられた.
岩波 哲学・思想事典』「職業倫理」(p.788)

自主管理個人主義による哲学的な学習

発言や行動を制御や調整等をできる行動力、自制心や克己心に公共心等を常日頃から身に着けていくこと。
内界における情報に情動や主観等に対しても、懐疑心や批判的思考等のある主体的な学習意志を以て(つかさど)り、認識や判断に言動等の過ちを減らしていくこと。
自分の観念において、権力や地位に、名誉や利益等を応用的かつ倫理的に道具化させていき、欲求や志向等を独創的かつ哲学的に高度化と深化させていくこと。
周囲の人々の価値観や社会の通念等を、純粋な観察や分析に理解していくことに努め励んでいき、自分の価値観や観念等の確立かつ相対化を実現していくこと。
「解釈に対する解釈」をも出来るように、学問に努め励んでいくこと。つまり、自分自身の価値観や観念等の内容にその仕組み等を自ら深く学び知っていくこと。
物事の結果に対する評価や解釈等だけではなく、物事の原因の探究や追究をも確りと行っていくこと。
定期的に自分自身の価値観や観念等の分析や批判を行っていくこと。
偏りや停滞等もまた、創造力の起点や根源等でもあるということを、分析的かつ実践的に学んでいくこと。
「時間の時間」つまり「ある現象を構成する様々な事象」を究明していくこと。
事実そのものに対する認識を絶対化させて、解釈を多様化かつ相対化させて、数多くの知識を広くかつ深く学び得ていくこと。
環境への適応だけではなく、環境からの脱出に新しい環境への移動や新しい環境作り等をも出来るように、主体性や独創性に、知識や経済力等を蓄積していくこと。
言語を、相手に意思伝達する為の外向的なものとして使用するだけではなく、自分自身が確りと物事の内容を体得する為の内向的なものとしても使用すること。
財に身を投じるのではなく、財を身並びに徳に善く投じていくこと。
「自分は何者でもない」という観念を善く懐くために、楽観的や積極的に哲学的な虚無主義を学んでいくこと。
自分が所有している物事や事物に対して、自分自身の徳義や才能等が十二分に足りているのかを、常に確りと考え直していくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「経営」

紹介文献

完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) | スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン |本 | 通販 (amazon.co.jp)
 変化の速い時代だからこそ、ブレない「人生の軸」として『7つの習慣』を皆さまの毎日に、そして人生に活かしてほしい。そう私たちは考えています。副題にもある「人格主義」の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。
 コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。
Amazon – 実践・倫理学 (けいそうブックス) | 児玉 聡 |本 | 通販
 判断の難しい現代社会の倫理的な問題を、どう考え、どう判断し、どう行動すればよいのか。倫理学的な考え方を学びたい人に向けた道案内。
Amazon – 苦悩の存在論―ニヒリズムの根本問題 | V. フランクル, 功, 真行寺 |本 | 通販
 『夜と霧』でアウシュヴィツ強制収容所の極限状況を表した著者が、ニヒリズムの根本問題に対峙。時代精神の病理をニヒリズムで解明し、心理学主義・社会学主義を批判し、ヒューマニズムの危機を説く。著作集の未収録論文を訳出。
7. 教育
教育

子どもの「将来のために」が引き起こす教育の盲点 熊本市教育長・遠藤洋路、「今」の幸せ大切な訳

ニュース記事

 「これまで学校では、子どもに我慢や無理をさせることが多かった。『そんなんじゃ、将来苦労するよ』と言いますが、実際はわかりませんよね。もはや今日の延長が明日という社会ではありませんから。でも『今』だったらどうか。子どもの『今』だったら保証できます。子どもの『今』を幸せにする、そして将来幸せになる力を付けることに目を向ければ、学校のあり方が変わると考えています」  
 将来のための教育だと言えば、未来にならないと成果はわからないと言い訳がきく。だが、「今」に視点を移せば、結果は目の前に表れる。責任が問われるし、改善も必要になるから学校教育が目に見えて変わっていく。当然、現在の学校教育が変われば、子どもの将来の姿も変わるということだろう。
子どもの「将来のために」が引き起こす教育の盲点 熊本市教育長・遠藤洋路、「今」の幸せ大切な訳(東洋経済education×ICT) – Yahoo!ニュース

哲学的な解説

(中略)人間が物を知るとき,自己のいだく知識内容の真実性に関し,あるいは自己が真実と思って語り行うことに関し,はたして真実か否かという真理性,誠実性との関係において,自己を反省する(中略)
哲学事典』「自覚」(p.564)
(中略)〈何処にもなく〉〈何でもない〉存在である人間が,自己の地位と本性をその意志と責任において形成していく点に人間の尊厳の根拠を置こう(中略)
岩波 哲学・思想事典』「『人間の尊厳について』」(p.1237)

自主管理個人主義による哲学的な学習

物事を振り返る時間を設けること。そのためには、失敗や挫折の理由や原因を理解することの大切さと、成功や達成の理由や原因の多様性を学び知ること。
過去・現在・未来の関連性の認識を確立させて、理由や原因に影響である過去と、未だに無い結果や進展である未来の架け橋にして主軸である現在に集中すること。
過去から受けた多大な影響と、未来の想像や予見等によって生じる不確実性に満ちた影響を、今現在の状態や状況を確りと認識することで、この二つを(つかさど)ること。
現実の問題や課題等への不断の現実的かつ実践的な認識を積み重ね続けることで、過去や未来への現実逃避的な認識の転換が無いようにすること。
懐疑心や批判的思考を積み重ね続けて、強いストレス耐性を身に着けることで、円熟した独創的かつ主体的な認識を確立させていくこと。
長期的な安定性・確実性・絶対性等のほとんどは存在しないことを学び知り続けて、不安定性・不確実性・相対性に、多様性や流動性等を学び究めていくこと。
「目標を達成するための時間の区別」だけではなく、「物事の変化を知るための時間の認識」をも行っていくこと。
他者や社会からの要望や圧力等から生じる責任や改善だけではなく、善・美・真等の哲学的な愛好や創造的な追求等から生じる責任や改善にも挑戦すること。
変化を生す理由や原因に影響は極めて多様で複雑であることを、常に再認識すること。
知識の問題点の一つである「主観」を、善く排斥して客観的になれるように努め励んだり、多様化に高度化や深化させたりすることに努め励んでいくこと。
外なる環境と、そこに在る各個体の内なる環境の連関を究明していくことで、因果関係を確りと理解していくこと。
時間と言語の関係性を学び知っていくこと。そしてその関係性から、人々のストレスに、時流の変化、認識の不足や誤り等を見出していくこと。
時間を以て、責任や義務の回避に転換や放棄を正当化したり、改善や向上の不可能性を主張したりせず、時間を以て、責任や義務に改善や向上に努めること。
内界における様々な過去とそれによって生じている様々な事象の省察していくことで、内界の主軸と、その現実的な現在性を確立させていくこと。
外界における時間の一元性と、内界における時間の多元性を確りと学び知って、挑戦的な行動力と創造的な思考力を、相俟って高め強めていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「教育」

紹介文献

人間の尊厳について (アウロラ叢書) | ジョヴァンニ・ピコ・デッラ・ミランドラ, 大出 哲 |本 | 通販 | Amazon
人間は何者にでもなり得ると説くイタリアン・ヒューマニズムの記念碑的文書。
断片化する理性―認識論的プラグマティズム (双書現代哲学) | スティーヴン・P. スティッチ, Stich,Stephen P., 尚樹, 薄井 |本 | 通販 – Amazon.co.jp
 認識の目的は真理ではなかった! 
 「認識論的多元主義」を標榜し、分析哲学そのものの転換を決定づけた画期的な名著、待望の邦訳。  
 認識論では伝統的に真理や合理性を重視し、知識とは「真なる正当化された信念」であると位置づけてきた。本書はこの定義を根本から否定し、認識の目標は多様であり、そうした多様な目標にどれだけ役立っているかを評価軸とするプラグマティックな認識論を提唱する。分析哲学の古典的テーゼに無効を宣告した、現代哲学の最重要文献。
1. 知識
知識

政府はイラン暦新年から、生産性の向上、知識ベース経済への転換、雇用創出に注力(イラン)

ニュース記事

ハーメネイー最高指導者は、国民に向けた新年の祝辞の中で、過去3~4年間のスローガンでも、生産性の向上を通じた経済発展の必要性について触れてきたことを強調した。その上で、国の経済成長と経済問題の改革のためには、高度な知識と技術を生産に活用する「知識ベース経済」への移行が重要と述べた。
政府はイラン暦新年から、生産性の向上、知識ベース経済への転換、雇用創出に注力(イラン) | ビジネス短信 – ジェトロ (jetro.go.jp)

哲学的な解説

(中略)感性に与えられた素材を自発的に処理する,より高度な認識能力,つまり思考力を知性とよぶことが多い。この場合は,比較,抽象,概念形成,判断,推理といった精神機能の総体をさすわけで,広義の理性とほぼ同時に解される。
哲学事典』「知性」(p.928)
事実と本質(理念)とは現象そのものの二つの側面であり,理念も現象を超えたところにあるものでもない。事実が経験的直観によって捉えられるのに対し,理念は本質的直観によって捉えられるとされている。
岩波 哲学・思想事典』「理念」(p.1683)

自主管理個人主義による哲学的な学習

幅広く知識を獲得し、獲得した数多くの知識を分析的に比較する習慣を身に付けること。
社会通念と自己の観念を懐疑的かつ批判的に比較していくことで、社会の欠陥や病理等を洞察していき、それと同時に、自身の欠点や弱点を洞察していくこと。
経験によって得られる技能の獲得や認識の広がりと同時に、認知の偏りや観念の固定化等を懸念することで、懐疑心や批判的思考の停滞に気を付けること。
次の三つの事に漸進的に挑戦していくこと。
①「意識の体現」即ち「意志のある実践」
②「意識の高度化」即ち「実践並びに実践の意志の創造的な強化」
③「意識の深化」即ち「経験並びに現象への懐疑的な認識」
形式の認識と内容の認識が、偏らないようにして、この二つの認識が均衡的に並立するようにしていくこと。
理性の動力の一つでありつつも、理性の破壊者の一つでもある「感情」の理由や動機等を、理性を以て認識していき、理性を以て制御や洗練していくこと。
様々な物事の内容の変化を模範にしていくことで、自分自身を適切に変化させていくこと。
形式や現象に意識を偏重させ過ぎて、短絡的な浅慮や目先の利益に囚われること等が無いようにし、内容や本質にも意識を向けて、物事の変化の起因を理解すること。
決して事象や物質等をありのままに精確かつ本当に認知することは不可能であるということを学び知りつつ、ありのままに認知できるように努め励むこと。
経験によって、得られるばかりだけではなく、失うものもあるということを学び知り、また、思考を、必要な時や場合だけではなく、楽しむことをも学び知ること。
経験を分析や省察していくことで、内面的な直感を積み重ねていき、物事の最適な状態を見出していくこと。
使用した言語を省みて、自分の内界の状態を客観的に再認識していくこと。
自分自身の感情や理性を深く追究しては、その深遠な実体並びに抽象的な内容を徐々に把握して、理念の創造的に見出していくこと。
自分自身の精神の多様性を見出しては、主体的に比較して、創造的に対立させていくことで、「己を知る」即ち「知識の生命化と存在意義の創造」に努め励むこと。
理解のある沈黙や賢明な回避に倫理的な保身等を成功させつつも、好機や縁を逃さないよう、意欲や積極性等を積み重ね続けていくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「知識」

紹介文献

LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる | ケイト・マーフィ, 篠田 真貴子(監訳), 松丸 さとみ |本 | 通販 | Amazon
本当に優秀な人は聞く能力が異様に高い  
 「自分の話をしっかり聞いてもらえた」体験を思い出してみてください。それはいつでしたか? 聞いてくれた人は誰だったでしょうか? 意外に少ないのではないかと思います。  
 他人の話は、「面倒で退屈なもの」です。どうでもいい話をする人や、たくさんしゃべる人などいますよね。考えただけでも面倒です。その点、スマホで見られるSNSや情報は、どれだけ時間をかけるか自分で決められるし、面白くないものや嫌なものは、無視や削除ができます。しかし、それがどれほど大事でしょうか。  
 話を聞くということは、自分では考えつかない新しい知識を連れてきます。また、他人の考え方や見方を、丸ごと定着させもします。話をじっくり聞ける人間はもちろん信頼され、友情や愛情など、特別な関係を育みます。「自分の話をしっかり聞いてくれた」ら、自分の中でも思いもよらなかった考えが出てくるかもしれません。どんな会話も、我慢という技術は必要です。しかし、それを知っておくだけで、人生は驚くほど実り豊かになります。
実践知 — エキスパートの知性 | 金井 壽宏, 楠見 孝 |本 | 通販 | Amazon
仕事の熟達に,終わりはないが,方法はある どんな分野にも,よい経験を豊かに積み,同輩や後進の範となる熟達者がいる。誰もがそうなれる可能性をもっているのなら,誰にとっても有益な形で,そこへの道を示せないだろうか?心理学・組織論が蓄積してきた調査・研究が,働く人の普遍的な課題に挑む。
2. 文化
文化

訪日客にも大人気! 男根をまつる栃尾の奇祭「ほだれ祭」レポート

ニュース記事

 「男性のシンボルをかたどったご神体ですから、子宝や安産、縁結びにもご利益がありますよ。長年子供に恵まれなかった女性が、ほだれ祭に参加したことで急に授かったという嬉しい報告も届いています」  
 それにしてもなぜ男根型のご神体なのかと不思議ですが、実はヒトの生殖器型のご神体を崇める民俗信仰は全国各地にあります。神奈川県「かなまら祭り」、愛知県「豊年祭」など、いずれも生命を司る神秘的シンボルとして、願いが込められているのです。  
 また、日本最古の歴史書『古事記』には性的な表現がたびたび登場することから、かつての日本人にとって性は恥ずかしいものでなく、もっとオープンで大らかなものだったことが分かります。  
 つまり、ほだれ祭は性に対する好奇心ではなく、純粋な崇拝と感謝の気持ちが込められた、日本古来の風習を感じられるお祭りなんです。これが理解できたら、きっとほだれ様へ感謝の気持ちがこみ上げてくることでしょう。
訪日客にも大人気! 男根をまつる栃尾の奇祭「ほだれ祭」レポート | な!ナガオカ (na-nagaoka.jp)

哲学的な解説

(中略)美意識が一般に美的事象の根底に予想される精神的態度であるとするならば,それは単に創造と観照における精神作用のみに限定されることはできない。むしろ美的体験の成立する場所として,芸術批評や,また批判的立場から由来する。さまざまな美学的思想をも根底的にささえる精神的態度であるといえる。
哲学事典』「美意識」(p.1134)
特定の行為を惹き起こした理由と見なされる特定の要因(意図,信念,目的意識,習慣,無意識の欲望など)の総称.また,そうした要因を惹き起こすような他者の行為や世界内諸条件は〈動機づけ〉(motivation)と呼ばれる.
岩波 哲学・思想事典』「動機」(p.1156)

自主管理個人主義による哲学的な学習

運動と思考に、社交に慎独等と、血気を盛んにしては、多様的かつ調和的に活性化させて、エネルギーを獲得かつ消費していくこと。
根気や解釈等にばかり依らずに、心身の苦痛はもちろんのこと、その快楽からの束縛や駆り立て等を克服するために、学問を修めて、知識を体得していくこと。
大自然と意識の架け橋となっているのが「心身」であり、この架け橋の「修繕」即ち「改善」を続けることに努め励んでいくこと。
知識並びに学問を以て、本能並びに本性を発展的に鍛錬かつ進歩的に洗練していくこと。
昂る(たかぶ)感情」と「深まる理性」を両立かつ融和させるために、知識を漸進的に増加させつつ、確りとその内容を分析的に連係させて、実践的に統合していくこと。
物の性質と事の本質を知っていくことで、様々な物体(生命体をも含めた)や現象を、現実的かつ本質的に認識して、分析的な理想を持つようになること。
思考によるストレスの蓄積と運動によるそれらの発散と、運動による思考停止と思考による深い意識活動の再開を、交互に適切に実施していくこと。
己の才知や学識等を洞察して、「何も無い」という省察と、世界の万物と万事を洞察して、「確かに在る」という単純明快だが深奥な認識を行うこと。
万物の創造と破壊の起点並びに基点を学び窮めていくことで、。
統一・安定・多様・調和等を、人為によって生み出されたものだけではなく、自然によって生み出されたものにも、意識を向けて、学んでいくこと。
相違・矛盾・対立等を学び窮めていくことで、時間の内容と空間並びに現象の変化を洞察していくこと。
言語を以て、本能を体現しては、本能を否定しつつも、本能を肯定的に鍛練して、本能を美学的に洗練していくこと。
理性を以て感情を抑圧や制御するだけではなく、理性を以て感情を徳化したり、感情を以て理性を躍動させることにも楽しく努め励むこと。
認識を高め深めていくために、感情を抑圧するストレスと発揮させるエネルギーを蓄積していって、抑圧と発揮を交互に行い、両者の相互作用を強めていくこと。
無為に自然と楽しく触れ合う時間・場所・状況をも、決して忘れないようにすること。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「文化」

紹介文献

愛 (愛・性・家族の哲学 第1巻) | 藤田尚志, 宮野真生子 |本 | 通販 | Amazon
「愛」の一語が秘めた深遠な思想史の扉を開く。よりアクチュアルに、より哲学的に、なにより身近なテーマを問う。シリーズ第1巻。
性 (愛・性・家族の哲学 第2巻) | 藤田尚志, 宮野真生子 |本 | 通販 | Amazon
想い渦巻く「性」の議論を、透徹した知で解きほぐす。よりアクチュアルに、より哲学的に、なにより身近なテーマを問う。シリーズ第2巻。
家族 (愛・性・家族の哲学 第3巻) | 藤田尚志, 宮野真生子 |本 | 通販 | Amazon
今こそ「家族」を考える、現実に追いつくために。よりアクチュアルに、より哲学的に、なにより身近なテーマを問う。
13. 政治
政治

「米国程度の民主主義なら要らない」と語る中国人

ニュース記事

 ある中国人男性だけは「(さまざまな面で先進的だった)アメリカなど外国からいろいろなことを学ぼう、といった謙虚な気持ちすらも薄れて、中国人は傲慢になっている」と危機感を口にした。  
 おそらく、口に出さないまでも、冷静で鋭い感性を持った中国人には、この人と同じように、今の風潮を好ましくない、危ない方向に向かっている、と思っている人もいるだろう。
「米国程度の民主主義なら要らない」と語る中国人:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)

哲学的な解説

集団内,集団間,さらには社会体系social systemの諸局面において,社会過程が究極的には,不均衡を克服し,安定を指向する(中略)
哲学事典』「社会的均衡」(p.636)
(中略)経済問題の解決を国家に委ねるに従って,(中略)自律性を失い,公的空間を失う.かくして能動的に論議する「公衆」は消滅し,あとには受動的な文化を消費する「大衆(mass)」が残った(中略)マスコミによる世論の抽出に期待をかけたし,そうした方向はその後の世論研究にも受け継がれている.しかし情報を一方的に伝えるだけのマスコミの代替機能には限界があり,世論を実質的なものにするためには,様々な場で公共空間を作り出す努力が必要であろう.
岩波 哲学・思想事典』「世論」(p.949)

自主管理個人主義による哲学的な学習

無益な時や孤独な時こそに、社会問題並びに自分自身の問題を、独りで真摯に学び問うていくこと。
「本当の安定」に必要不可欠にして重要不可欠である「主体的な変化」を起こし続けるために、利害損得を超えた好学と不断の向学を修めていくこと。
「情報並びに知識」の享受から、「知識並びに意志の創造」へと、意識の方向性とその活動を変えていくこと。
道義・教養・審美眼等を以て、特異的な社交に努め励んで、数多くの他者からの自分に対する誤解や嫌悪に、疎遠や無関心等を経験して、学び問うていくこと。
社会・歴史・文化等を(ひろ)く学んで、自分自身の精神・心理・意識の深層の内容を究明していくこと。
忘却しがちである「自然の摂理」並びに「人類もまた生物であり、そして物質である。」という事実を再認識し続けること。
社会問題への関心や熟慮等を行う時間と場所を設けること。
「知識を得る」という受動的な認識や社会的な学習だけではなく、「知識を創る」という能動的な認識や本質的な学習にも努めること。
大衆の疎外性・匿名性・被暗示性・無関心等を深く理解しつつ、孤独に勇ましく向き合うこと。
一つのことを知ると、複数のことを知れるように、幅広い分野での知識と洞察力のある認識を持つことに努め励んでいくこと。
自分自身の抱えている問題やストレス等を、外界の情報や刺激等を以て、自ら感情を昂らせたり、認識を外へと向けるようにしないように努め励むこと。
言語の内容を、「発信者の真意並びにその実情」と「現実の実態」とに識別して、言語の表層的・形式的もしくは虚偽や欺瞞的な表現に惑わされないようにすること。
自分自身が抱えている問題と社会問題の繋がりを見出しては、その中から、問題の核心をついて、解決方法を発見して実践していくこと。
個人の中に存在する多種多様な無意識なる知識・感情・理性等の時空を、「学習意志」という意識を以て、「公共」へと変えていくこと。
貧・病・死・孤への恐怖心を克服していくために、他者の無責任や無関心ぶりに、不健康や不義等を反面教師として、孤高に成長や進歩していくこと。
自主管理個人主義(3つの能力/12の能力要素)と「政治」

紹介文献

流動化する民主主義: 先進8カ国におけるソーシャル・キャピタル | ロバート・D. パットナム, Putnam,Robert D., 孝, 猪口 |本 | 通販 | Amazon
過去五〇年間に市民社会の性格はどのように変化したのか、またその要因は何か。本書では、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、オーストラリア、日本という八カ国を取り上げ、現代の脱工業化社会において社会関係資本がどう変化しつつあるのかを論じる。第二次世界大戦終結後から二〇世紀末までの期間にわたる、初の定量的・定性的な検証の成果。
リーディングス ネットワーク論―家族・コミュニティ・社会関係資本 | 慎司, 野沢 |本 | 通販 | Amazon
ネットワーク現象としての社会。「小さな世界」「弱い紐帯」から社会関係資本論までの必読論文を1冊に収録。