2024/10/12 23:23
民主国・民主制・民主政の特徴的な要点の一つが「三権分立」(立法権・司法権・行政権の三権の権力分立)であり、そしてこの三権に加えて、「第四の権力」と呼ばれる「報道」(マス=コミュニケーション)、そして自由民主主義の基本である「民権」(取り分け参政権)、この五者、立法・司法・行政・報道・民権こそが、正に国勢の代表的な利害関係者達であろう。そしてこの五者の建設的な需給及び生産的な期待こそが、五者の連携に協働学習の基礎であり、そして国勢の改善の動力であろう。
同異に格差、そして利害損得に対立、意志決定を以てこれらを正しく調整しつつ善く統合する美しい作用が、政治の一つの理想的な定義であろう。そうであるとすれば、意志決定は何であり、誰がそれを遂行し、そしてどのようにして遂行するのだろうか?
思惟に意味や目的に計画を自ら創出しては、それを現実にて実現しようとする内界の働きであり、そしてその働きが行為へと進展する。これが、意志決定とその遂行であろう。また、欲求を止揚した結実が意志であり、心・脳・体・行が確りと持続的に連携した結果が、意志決定とその遂行であろう。
さて、意志決定を以て正しく調整しつつ善く統合する美しい作用とは、何であり、そして、誰が・何を以て・誰に・何を・どのようにする作用であろうか?その作用は、徳政であり、そして、人格者が・徳を以て・自他周囲に・その各自の主体性並びに共同善を確立する基本を・率先垂範しながら働き掛けて創っていく作用である。全く以て、修徳に積徳、そして、盛徳大業こそが、意志決定者の起点にして基点、そして、終点である。
もし、立法に公算が無ければ、やがて無法や悪法が制定されては施行され、司法に正義が無ければ、やがて秩序や均衡が大いに乱れては次々と崩れ、行政に忠勤が無ければ、やがて形骸化や無気力が多くなっては広がり、報道に誠信が無ければ、やがて誤解や偏向に虚偽や捏造が氾濫しては蔓延し、民権に良識が無ければ、やがて貧民や愚民に暴徒や凶悪犯が多発しては激増するのではないだろうか?
もしそうであるとすれば、公算・正義・忠勤・誠信・良識、この五つこそが、建設的な需給及び生産的な期待の再構築を実現する為の要点である。「公算」、実現の可能性が高いことを考え出しては、実現に至るまでに創意工夫に臨機応変を続けて、模範を遺す。「正義」、良心に共感、そして思慮分別する力を鍛錬しては、私生活ではそれらを護持して、社会生活ではそれらを以て活躍もしくは隠忍する。「忠勤」、克己しては、利他して、自敬する。「誠信」、思い遣りと譲り合い、相互扶助と自助努力、自己責任と共生関係等。「良識」、公共心に利他心等の実践と護持。以上が、五つの要点の具体的な内容である。
| 与野党が経済政策の要と訴えるのが最低賃金の引き上げで、「時給1500円」を目標に据える。ただ、自民や公明の主張のように2020年代に達成するには、年平均で89円という大きな額の引き上げが必要だ。企業の人件費の急激な膨張につながり、体力が弱い中小の製造業が集中する関西の経済には逆風となりかねない。中小の倒産や経営悪化が広がれば、働く多くの人の暮らしも苦境に追い込まれる。 最低賃金1500円「高すぎる」 衆院選の与野党公約に悲鳴 年89円増額で人件費膨張 – イザ! (iza.ne.jp) 2024/10/9 16:44 |
私達大人は、青少年達に「勉強しなさい」・「将来の事を考えなさい」等と言う。がしかし、そのようなことを口煩く、そして喧しく言い続けている当の本人達である私達大人は、勉強しているのだろうか?将来のことを考えているのだろうか?働いては稼いでいるものの、既に自ら真剣に勉強することを止めて久しく、保障を享受しては安定を確保しているものの、それに依存し過ぎ続けて挑戦や自助の力を失って久しい、このような潜在的かつ重大な危機は、決して少なくなく、むしろ多い方ではないだろうか?そして、これこそがあらゆる他律に怠惰や衰退を齎すのである。計画性も合理性も現実性も実現性も、そして信義誠実の原則も無い公約を、虚言として言う政治家達と、それに野次を飛ばす政治家達による、放言高論の有様。諺に「人の振り見て我が振り直せ」とあるが、誠に私達大人一人一人が、自省しては、自学して、自律していってこそ、私達大人は、率先垂範を以て青少年達を誠に善導でき、そして私達大人が、自助努力を以て自己教育を遂行かつ継続し、先義後利を以て参政に利他を実行してこそ、世直しが完遂するのである。
| 「最適な経営判断を下すには、歴史や哲学、幅広い教養といった人文科学が重要性を増している。経済界として今後も懐徳堂の活動を支援したい」 大阪大学の源流の一つ・懐徳堂300年…紡ぐ商道徳「仁義を実践、自然と利がつく」:地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp) 2024/10/10 15:00 |
青少年教育の師範は、正に他ならぬ成人教育であり、その成人教育の師範は、正に他ならぬ、私達大人自身の、参政に自己教育と生涯学習であるのだ。
以上のことを踏まえて、とにもかくにも、まずは熱誠に志学することだ。
| 一、天徳の哲学的な摸倣・地徳の科学的な加工・民徳の教育的な収攬を。 一、天を崇め、祖先達や先人達を祭り、あらゆる生命達の死を悼むのだ。 一、天才ではなく努力こそが生命力、遺伝ではなく自省こそが偉力だよ。 二、譲り続けた末に奪われ、忍び続けた末に失い、正し続けた末に去る。 二、徳よ、賢愚も強弱も優劣も貧富も兼備した其方は…やはり善美だね! 二、民ではなく克己だよ、社会生活よ。富ではなく修徳だね、私生活よ。 三、深く悼み続ける心こそが、死者が遺志に遺徳を蘇生させて体得する。 三、深く想い続ける心こそが、世論に屈さず、時流に沈まず、美を育む。 三、深く学び続ける心こそが、天命を知り、地勢と和し、自律を成す徳。 四、「個人」は美名か虚名か悪名か?教育の善悪・正誤・是非が解答者。 四、「社会」は美名か虚名か悪名か?個人の優劣・長短・賢愚が解答者。 四、政治は脳に神経、経済は代謝に循環、教育は感覚に認知、民生が心。 五、口からの出任せ・知からの人任せ・数からの力任せ…危い大誤算だ。 五、天時は地利に如かず、地利は人和に如かず、人和は独立心に如かず。 五、狡猾な利己心こそが勢い付き、孤高な利他心こそが去って計るのだ。 六、不断にして不尽の、日々の数多の事故に事件。それらすらも一部だ。 六、知らないから出来、知らない振りをして合い、知り尽くして倒れる。 六、正義感よ!不撓不屈であれ!だが狷介固陋となるな!初志貫徹せよ! 七、毀誉褒貶は末端の末端に過ぎない。生計が重大事、自己実現が本義。 七、何の為に働くのか?生き続ける為・共生する為・自律を成す為では? 七、怠惰に堕落や放逸を直して、向上心に目的や人格を以て、飽き厭え。 八、信用の要は物、信頼の要は事、信愛の要は人で、相愛こそが完成だ。 八、快楽原則と現実原則、経済原則と信義誠実の原則の両立が、重要だ。 八、社会生活と私生活の兼ね合い、社交と孤独の並行が、存続の要点だ。 九、良さは、通念ではなく自覚で、強制ではなく自決で、初めて生る美。 九、「良い」、それは結果ではなく過程から始まり、そして、継続で成る。 九、他人の評価よりも評価する人物を観、そして自省と自信を兼備せよ。 十、世情は…まだ学ばない…もう学ばない…実は学んで等いなかった…。 十、好学は共同で進学へと。進学は独で向学へと。向学は誠で志学へと。 十、嘘を吐いては誠を想い、金を稼いでは徳を積み、生き続けては学べ。 |
利害関係者達の建設的な需給並びに生産的な期待の再構築を図るべきだ。
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